ジェネリック

クレストールをジェネリック(AG)に変更するといくら安くなる?

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クレストール錠っていう処方頻度が高くて、そこそこ高い薬のジェネリック医薬品が登場するので変更したらいくら安くなるのか計算してみます。

今回登場するクレストールのジェネリックであるロスバスタチン錠「DSEP」は先発医薬品と「原薬・添加物・製法・製造所」が同一のオーソライズド・ジェネリックです。

「原薬・添加物・製法・製造所」が同一っていったらもう、同じものですよね。違いは、錠剤の刻印と名称くらいのものです。

だから、オーソライズドジェネリックを薬局が勧めてくれたらとりあえず受けましょう。変更するデメリットはありません。自分の会計が安くなるのはもちろん、健康保険で補填される国からでる医療費だって節約できる。

いろんなメーカーがクレストールのジェネリックをだすんだけど、ロスバスタチン錠「DSEP」だけがオーソライズドジェネリックという特徴を活かして他のメーカーに先駆けて発売されます。

発売日は”平成29年9月13日”です。

他社のロスバスタチン錠にいたっては薬価収載すらもされていません。他社製品は12月に薬価収載&発売予定です。

クレストールの薬価

クレストール錠2.5mg/63.1
クレストールOD錠2.5mg/63.1
ロスバスタチン錠2.5mg「DSEP」/31.6
クレストール錠5mg/121.3
クレストールOD錠5mg/121.3
ロスバスタチン錠5mg「DSEP」/60.7

後発品÷先発品×100%で先発品に対して何割引きかわかります。

5㎎:50%
2.5㎎:50%

クレストールのジェネリックは先発品薬価の0.5掛けで半額ですね。先行発売で1社しかだしてないので0.5掛けで落ち着いています。12月からは他社からたくさん出るので0.4掛けになってくるでしょう。

価格の目安

2.5㎎を30日(30錠)で△947円(3割:△285円)
5㎎を30日(30錠)で△1820円(3割:△546円)
10㎎(5㎎:2錠)を30日(60錠)で△3640(3割:△1092円)

5㎎を1回2錠飲んでる人は月1000円ほど安くできますね。現在は、5㎎錠しかでていませんが、12月には10㎎錠も発売されます。これにするとまた一段と安くなるでしょう。

ロスバスタチン錠10㎎「タカタ」、ロスバスタチン錠10㎎「トーワ」とかです。ジェネリックに変更するときは患者の希望があれば5㎎×2錠を10㎎×1錠に変更することができる。

AGである「DSEP」からは10㎎がでる予定はいまのところない。先発のクレストール10がないから、たとえロスバスタチン錠10mg「DSEP」にしてもAGとはいえないですからね。

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ロスバスタチン錠「DSEP」の発売日だけが早い

「DSEP」だけが”平成29年9月13日”に発売します。他社は12月です。

オーソライズドジェネリックのメーカー側の最大のメリットは他社よりも早くジェネリックを発売できることです。

このメリットは効果絶大で、ほんの3ヶ月の違いですが、市場の半分以上をもっていってしまうでしょう。

というのも、薬局はジェネリックの変更割合を増やしたいから、ジェネリックがでたものは積極的に採用していきます。とくにクレストールみたいに大量にでるものは店舗全体の数値に大きく影響するので先発品のままほっとくわけにはいきません。

先行発売で1社しか出さないのであれば、もう何も考えずに発売したその日に納品されて処方スタートです。

一度採用した、ジェネリックはよほどのことがない限りは採用品目を変更することはありません。この先ずーと同じメーカーのものを使い続けます。だって、患者さんに一度渡したものを違うものに変えるなら患者さんに説明が必要になりますよね。まして、AGだからと選択した人もいるだろうから、それを他社に変更するって言うとそれなりの理由が必要です。

でも、きっと変更する理由っていうのは患者のメリットじゃなくって、薬局側のメリットでかえるから、気まずいんですよね。

薬局側のメリットっていうのは、一番大きな理由になるのは価格だと思います。オーソライズドジェネリックはぶっちゃけ他社よりも納入価が高いです。

みんな採用するから強気の価格設定なのと、先発メーカーとまったく同じに作るから、使用許諾のライセンスを買わないといけないので、コストがかかっているので回収するために値段を下げられないというのもある。

それに対抗して、他社はガンガン値引きしてきます。ミカルディスのジェネリックであるテルミサルタンとかメッチャ安いですよね。MAXで薬価比較75%OFFとかありますからね。

ちょっと薬価差を比較してみるます。月に1000錠でるとします。

ロスバスタチン錠5mg「DSEP」の1000錠の薬価が60700円ですね。

これが30%引きで入ってくるなら薬価差益18210円ですが、他社が75%引きでいれてくれるとしたら薬価差益45525円ですね。

「DSEP」にするか他社にするかで月間△27315円違うならどうしますか?

たった1品目の変更で毎月2.7万円も違うんだったら考えちゃいますよよね。ういた2.7万円で毎月なにかに設備投資できそうですね。

75%引きというのはよっぽどの数字なのですが、あり得ない数字じゃないです。もし、これだけでるなら複数品もくの採用でもいいかもしれないですね。

先発希望者を変更するときは「DSEP」をつかって、ジェネリック希望者には「他社」でもいいかもしれないですね。管理が大変ですけど、一つに絞らないといけない理由はありません。

臨機応変でいいんです。

関連記事オーソライズドジェネリック(AG)に変更するといくら安くなるのか一覧表まとめ

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