調剤薬局事務の仕事

調剤薬局事務で登録販売者の有資格者。調剤報酬の計算方法や薬剤師に習ったことなど薬局のリアルを紹介するブログ。

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「ピッキング計算」と「来局日の計算」ができる「あまり電卓」は薬局に神アイテム

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まさに調剤薬局むけの電卓がカシオから発売されたので紹介したいと思います。商品名は「余り計算電卓 MP-12R」です。

これはホントに便利だと思いますよ。実際に、購入してつかてみたのでわかりますが、これは間違いなくオススメです。

おすすめする3つのポイント

  • 270錠を14錠ヒートで集めるとしたら?
    → 270「÷余り」14=19-4 つまり19ヒートと4錠と一発計算
  • 3月17日の30日後はいつ?
    → 3月17日 + 30日 = 4-16 つまり4月16日と次回来局日を一発計算
  • 間違えて入力しても訂正ボタンがあるから全部消さなくても随時訂正

ヒート計算機能・日付計算機能・訂正機能の3つがオススメするポイントです。これだけで十分スゴいのおわかりだと思いますが、もうちょっと補足していきます。お値段は1800円なので電卓としては少し高いけど、それを補うメリットは十分あります。

もうちょっと詳しい商品紹介していきます。

機能紹介

こちらはカシオの商品紹介ページからの画像の引用です。引用余り計算電卓 | 一般電卓 | 電卓 | CASIO

カシオの公式ホームページでも調剤薬局での利用を想定して紹介されています。

従来品だと小さな電卓を3~4回ちまちまたたかないと答えがでない計算が、あまり電卓なら1発で回答がでるのでストレスが格段に軽減されます。

ヒートだけでなく漢方薬の計算でも大活躍です。

ツムラの漢方薬は21包でひと束ですよね?

3×30日なら「÷余り」21で「4-6」つまり「4束と6包」

次は、

2×56日なら「÷余り」21で「5-7」つまり「5束と7包」

どうですか?早いでしょ?

「エクセラーゼ」の1枚12カプセルとか、「タチオン」の1枚15錠とかにも効果を発揮します。

「あまり」機能の他にも日数計算機能がついていて調剤薬局での次回の処方日算出にも役立てることができます。

▼画像を公式から引用します。「日数/時間」のボタンがありますよね?

引用余り計算電卓 | 一般電卓 | 電卓 | CASIO

文字ディスプレイの上に「月」「日」と小さく表示されるのがおわかりでしょうか?この表示は電卓としては珍しいです。これによって日付計算を可能にしています。

日付を入力して「+日数」で次の来局日を算出できます。予製している人の計算が簡単になりますよね。2月17日の90日処方の次回来局日は?って即答できますか?これを可能にしたのがこの電卓なんです。

計算方法は至ってシンプルで2月17日の90日後の来局を計算するとしたら以下の計算式になります。

2「日数/時間」17 + 90

簡単でしょ。通常の四則演算とほとんど変わらない感覚でできてしまいます。

日付計算機能べんりでしょ?

もうひとつ地味だけど便利なのが訂正機能です。電卓って、一つでも数字を間違えると全部消さないといけないものが多いのですが、こちらは訂正機能がついているので間違ったら「1文字分」だけ戻ることができます。「➤」こんな感じのボタンですね。

シンプルな「あまり電卓」っていままでありそうでなかったんですよね。関数電卓を使用すれば計算できるのですが、機能が複雑なのでシンプルに使うには過剰スペックなんです。この電卓のいいところはシンプルでいて必要な機能を備えていており、しかも安価。

デメリットはすこしサイズが大きいことです。据え置きとし使うにはボタンが大きくて使いやすいんだけど、ポケットにはいるけど大きめなのでパンパンになってしまいます。

個人で購入するよりは薬局で購入して定位置においとくことをオススメします。

諸悪の根源はウィークリーシートにあり

こんな面倒な計算が必要になるのはそもそも1シートが10錠じゃないからです。1シート10錠なら、何錠あろうが計算自体は楽ちんです。たとえば、3錠×91日で273錠のピッキングは27枚+3錠なので一瞬ですね。

だから、計算がめんどくさくなる諸悪の根源はウィークリーシートにあります。

14錠シートのことをウィークリーシートっていうらしいですが、ウィークリーシートは28日分で処方くると大活躍ですが、30日で処方がくるとイラッとします。

医者が長期で処方するときのパターンは大きく分けて2パターンあり、それは7の倍数で処方する医者と10の倍数で処方する医者です。

うちの近隣クリニックはどこも10の倍数処方なのでウィークリーシートは極力採用品から外すようになっています。それでも、ウィークリーシートしか規格がないものに関しては採用せざるを得ない。

大抵は両方あるみたいなんだけど、横着なメーカーは1種類しか販売しないようですね。たとえば、ディオバンやフェブリクがうちでは14錠シートで採用されています。10錠もあるけど1箱500錠とか大容量限定ですね。

1シートで14錠はまだいいですが、21錠とか、はたまた12錠とか、6錠とか。マジで辞めてほしいけど、きっと需要があるから規格が存在してるんですよね。

リパクレオンとか歴代の薬剤師みんなピッキング間違えてますからね、全国でも相当の過誤数になってるでしょう。

ウィークリー処方を禁止して10の倍数で統一しよう運動

アホなこといいますよ。ただの暴論です。

以前の改定で「長期処方を基本的には30日に制限する旨の宣言」がなされましたが、あのノリで「14日を超える投薬は10の倍数の日数を指定すること」みたいな趣旨を盛り込んでみたらどうでしょう。
目的は、薬局在庫の最適化と、薬局における業務負担の軽減による過誤防止策がうんたからかんたらって感じで。

そしたら、ピッキングが基本的に10の倍数になって超ラクです。1錠切ってはいけないルールとかヒートにハサミ入れるなとかいう高齢者とか、ロット番号不明のPTP切れ端とか、バラバラ薬の破棄リスクとか、色々と考えなくて済むようになります。

ただ、完全に薬局都合な取り決めなので、医師に対するメリットはありません。よって、医師側としては到底受け入れられるような案ではないですけどね。

高級電卓が欲しい

ずーと前からほしい電卓があって、いつか金持ちになったら買おうと決めているものがある。

それがこちらです。

金属ボディーで高級感のあるカシオの電卓です。電卓なのに3万円もします。

もってるだけでステータスになるけど、基本的には自分の部屋において使うので誰にもみられることのない存在。ほしいんだけど他にも買いたいのたくさんあるから購入の優先順位はそこまで高くない。

宝くじあたったら買おうかな。

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