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市販薬

頭がかゆい時の対処法や市販薬

こないだリンデロンVGローションについての記事書いたけど、

>>簡単にリンデロンVGローションを混合する方法

なぜリンデロンVGローションについて書いたかというと、わたし自身が毎日こちらを使用しているからです。

なぜ使ってるかというと、

とにかく頭が痒いんです。ずっと、ジルテック錠って痒み止めをのんで、ときにはセレスタミン錠のんで痒さと戦っているのですがそれでも痒い時に頼るのがステロイドのぬり薬です。

頭のかゆみの原因は、カビ菌かもしれないというが、いままでに幾度となく皮膚科を受診してきたがステロイドのローション以外を処方されたことはない。

使っても良くならないって言うと、ただ強いランクのステロイドに変わるだけですね。問診だけで処方して症状をみないとこもいっぱいある。

だから、もうホントにさまざまぬり薬を使いました。今手持ちが、

リンデロンVGローションアンテベートローションデルモベートローションメサデルムローションリドメックスローションで5種類も手元にあります。

効かないからだんだん強くなって挙句の果てにはデルモベートローションっていう最強クラスのステロイドまでてきました。

もう皮膚科いくのめんどくさいから、市販薬でいいのないのでしょうか?ちょっと調べてみました。

リンデロンVGローションと同じ市販薬はないのか?

とりあえずいつも使っているのがリンデロンVGローションです。これと同じ成分の市販薬があれば薬が足りなくなった時にいちいち処方箋をもらいに皮膚科に行かなくて済みます。

リンデロンVGローションのステロイドの強さは上から3番目ストロングクラスですね。真ん中の強さです。

一般名は、ベタメタゾン吉草酸エステル・ゲンタマイシン硫酸塩液です。ということで、このベタメタゾンで探してみることにした、ベタメタゾンで検索にかかったのはベトネベート軟膏とベトネベートクリームだけでした。

残念ながら、同じ成分のローションタイプの薬はないようですね。

その代わりにあるのが次で紹介する、リドメックスコーワローションと同じ成分の市販薬です。ローションタイプの副腎皮質ステロイド外用薬は主にプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル(PVA)が使用されているようです。

リドメックスコーワローションと同じ成分の市販薬はあるのか?

リドメックスコーワローション0.3%の一般名はプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル液です。

ランクはリンデロンVGと同でストロングクラスに分類されます。ただ、私が病院でもらうときはリンデロンよりも弱めのものとして渡されることが多い。だから、リドメックスコーワローションであまり効かない時にはリンデロンVGローションに切り替えるという使い分けをしています。

このプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル液で調べてみたらいろいろな市販薬が見つかりました。たとえばこちらです。

リドメックスコーワローションと同じ成分であるプレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル液0.15%含有されています。

リドメックスコーワローションが0.3%であることから含有量は半分ですね。

パッケージに「頭皮湿疹」への使用ができることが書いてあります。合わせて「かゆみ」「ぶつぶつ」「かぶれ」なんかにも使えるって書いてあります。あと、かゆくてかきむしってフケがでるって人にも、かゆみとかぶれを良くしてあげたらフケは減りますよね。

病院でもらうステロイドのローションってどれも1本10mlで、あれって頼むと少し多めにだしてくれるんだけど、それでも1回の処方で3本くらいです。

私の場合だと症状のあるとこだけに1日1回入浴後にぬるんだけど、1本で1週間ぶんくらいにしかならない。ひどいときに朝と晩でぬったらすぐなくなってしまいます。

先ほど紹介した商品は1本に30mLも入っています。だとすると病院のボトル3本ぶんですね。この大容量がありがたいので上記の商品を紹介しました。

ちなみにメディクイックHは成分が追加されたメディクイックHゴールドってのも販売されているんだけど、これは1本20mLだったので大容量の方を紹介しました。

ニゾラールローションと同じ市販薬はないのか?

ステロイドだけじゃなくって抗真菌薬のローションもついでに見て行きたいと思う。ニゾラールローションの有効成分はケトコナゾールですが、これも同じ成分の市販薬ありません。

ケトコナゾールは抗真菌薬といって真菌(カビ類)に効果がある医薬品です。

このカビ類に効果がある市販薬としては水虫薬があるんだけど水虫薬を頭には塗りたくないですよね?

だから、いまは抗真菌薬配合シャンプーなんてのが売っています。フケやかゆみに悩む人用のシャンプーですね。抗真菌薬ローションを頭皮全体に塗るの大変だからシャンプーでできたら便利ですよね。

>>持田ヘルスケア コラージュフルフルネクスト

CMでもよくやっているので有名な商品だと思います。

かゆみやフケの原因の一つとしては、頭皮に潜む常在菌がこの菌が皮脂を分解してできた代謝産物が頭皮を刺激して炎症を引き起こしてかゆみやフケにつながると言われています。

病院へ行く前にかゆみへの対応として試してみたいという人に是非オススメしたい商品です。

ステロイドは炎症が起きてしまった後に使用するあくまでも対症療法に過ぎず、ずっと使っていくような薬ではありません。大切なのは普段からフケや痒みが起きにくくする頭皮の環境づくりです。ステロイド治療でもあんまり効果がない場合なんかにもあわせて普段のスキンケアの一貫で使ってみるといい。

コラージュフルフルにはいくつかシリーズがあって、一般的なのが持田ヘルスケア コラージュフルフルネクスト
ですが、こちらの高級バージョンとしてスカルプシャンプーもあります。スカルプシャンプーは髪だけでなく頭皮のケアに重点を置いた商品で、肌に潤いを与える10種類の植物成分が配合されており、洗浄剤には肌に優しいアミノ酸系洗浄成分が使用されています。

>>持田ヘルスケア コラージュフルフル スカルプシャンプー

かゆみ止めの内服薬

痒くて眠れない時は睡眠薬があれば便利なんだけど、市販薬では睡眠薬は売ってなくて睡眠導入剤っての売ってます。

これは、抗ヒスタミン薬っていうアレルギー薬の副作用である眠気を逆にアピールして夜に飲めば眠くなりますよって薬。

たとえば、

抗ヒスタミン薬って痒みにもよく使われる薬なんだけど、副作用として眠気が出るんです。それを逆手に取って、寝付きを良くする薬として応用されました。

だから、かゆくてよく眠れないときはこちらは最適ってこと。

ドリエルの有効成分はジフェンヒドラミンですが、こちらと同じ成分のかゆみ止めも紹介しておこうと思う。

レスタミンコーワ錠はドリエルと同じジフェンヒドラミンを主成分とした薬で痒みや蕁麻疹をターゲットにした薬です。ドリエルと同じ主成分なので日中飲むと眠気が出やすいですね。寝ている時のかゆみに対してい就寝前に飲むには使いやすい薬だと思います。

120錠もはいって約900円なので比較的安い薬です。

病院でも飲み薬のかゆみ止め処方してくれることがありますが、そのほとんどが抗ヒスタミン薬です。とくに、抗ヒスタミン薬のなかでも皮膚科医が好んで使用するのタリオン錠やアレロック錠だと思う。強いのを処方するときなんかにはプレドニン錠やセレスタミン錠といったステロイド内服薬も使うことがある。

私がよく病院で処方されるかゆみ止めでアタラックスPカプセルとのがある。アタラックスはかゆみ止めとしても使うし、神経症における不安・緊張・抑うつなんかにも使う薬で、かゆみでイライラして寝れないときなんかにもいいよと言われて飲んでいる。たしかに、かなり眠くなるので寝る前には最適なかゆみ止めだと思う。

アンテベートローションと同じ市販薬はあるのか?

一般名は、ベタメタゾン酪酸エステルプロピオン酸エステル液ですね。アンフラベートはアンテベートのジェネリック医薬品です。

このアンテベートはリンデロンVGよりもワンランク強い上から2番目ベリーストロングクラスのステロイドです。

アンテベート軟膏がステロイドの外用液で処方量(金額ベース)でナンバーワンになります。皮膚科治療をしている人は見たことある人多いはずです。

これもリンデロンVと同じベタメタゾンだけど名前の後半の結合しているものが違いますね。さっきベタメタゾンで調べたけど、ベタメタゾン含有の市販薬は見つまりませんでした。まぁ、リンデロンでなかったから、それよりも強いアンテベートと同じ成分の市販薬はないのです。

デルモベートスカルプローションと同じ市販薬はあるのか?

一般名は、クロベタゾールプロピオン酸エステル液です。これはアンテベートよりもひとつ強いランクのステロイドでストロンゲストクラスです。

ステロイドは強さごとに5段階に分類されてて、それの頂点に君臨するのがこのデルモベートですね。

当然なが、リンデロンやアンテベートの強さの市販薬すらないのにそれ以上強いランクのステロイドが市販されているはずがない。

ジェネリック医薬品ならいっぱいあるけど、残念ながら大衆薬にはないようですね。

デルトピカローション、グリジールスカルプローション、マイアロンローション、マハディ外用液これらはデルモベートスカルプローションのジェネリック医薬品です。

痒みに効くステロイド含有のシャンプーが登場

医療用なので参考情報になりますが、デルモベート軟膏と同じ成分のシャンプーが処方箋薬として薬価収載されました。その名もコムクロシャンプーです。

コムクロシャンプーの薬価が高い

デルモベートと同じ成分のシャンプーで痒みや炎症に使うのではなく尋常性乾癬の専用治療薬です。

包装が1本125mLで薬価収載がg単位というちょっとイラッとくる設定ですが、単純に1g=1mLで計算して大丈夫です。薬価は1g:28.2円です。1本が125gなので3525円ですね。デルモベートスカルプローションは1本で328円なので全然違いますよね。

まず手のひらに500円玉サイズくらいに薬液をだして、症状のあるところに塗り込みます。そして15分まってから、泡立てて、水で洗い流します。この順番を間違えないように注意が必要です。

ステロイドのシャンプーよりもスプレーが欲しい

シャンプーは尋常性乾癬の治療薬なので縁がありませんが、かゆみに使えるステロイドのシャンプーはあってもいい気がしますが、別に洗い流す必要はないともおもう。だって、スカルプローションを塗った後にわざわざ洗い流さないですあらね。

でも、ローションってけっこう塗りにくいです。垂れてくるし、だからスプレーがあってもいいのではないでしょうか。ビーソフテンスプレーみたいな感じのステロイドバージョン。

あせもとかには広くつかえて便利だけど、ちょっと濫用が心配ではある。ステロイドではないけどニゾラールローションはスプレータイプありますよね。ケトコナゾール外用ポンプスプレー・ケトパミン外用スプレーとかね。頭皮に使うならスプレーの方が使いやすいかもしれません。

まとめ

調べてみたけど、ステロイドのローションタイプと薬ってこの「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」を含有するものしかないみたい。

だから、頭皮湿疹の症状がひどくなければ市販のステロイドのローションで様子見ればいいし、これで効かないようなら受診すればいい。受診したらもっと強いのに切り替えてくれるかもしれない。

ついでに、その他のローション剤もみてみる

フルメタローションと同じ市販薬→ありません
メサデルムローションと同じ市販薬→ありません
ボンアルファローションローションと同じ市販薬→ありません
パンデルローションと同じ市販薬→ありません
デルモゾールローションと同じ市販薬→ありません
キンダロンローションと同じ市販薬→ありません

かゆみへのステロイドぬり薬以外への対処法

これはもう頭を洗うことです。頭洗えばすぐにスッキリします。夜どうしても痒くてねれない時には、一度寝るのを諦めてシャワーでリセットしてから寝たほうが速い。

冷たさは痒みをとってくれるので冷たいシャワーで流すのがいいだろう。痒くて眠れない時にシャワーを浴びてしまうと、寝たいのに目が冷めてしまう。

ホントはシャワーがいいんだけど、面倒なときは氷枕がいいと思う。アイス枕でひやすいと痒みがおちつく。

入浴後に髪がぬれたまま放置するとジメジメして菌が増殖して痒みがひどくなることがある。だから、入浴後は濡れた髪を放置しないですぐに乾かすようにしよう。濡れたまま薬ぬっても水で薄まって効きづらいし、塗りづらいしね。

つぎにオススメなのが冷たいものを握るという対処法です。

かゆみは神経が過敏になっている状態なので、別のところに神経が集中するとかゆみが紛らわされます。

そのほかのところへ神経を集中させるために行うのが、冷たいものを握ることだ。たとえば、氷や保冷剤なんかですね。

氷は直接握ってるとびしょ濡れになるから、保冷剤がお薦めです。長い時間握ってると低温やけどになるからほどほどに注意したい。意外と効果あるのでためしてみてください。

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