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市販薬

病院の薬と同じ成分を含む市販薬

目次

ヒルドイドソフト軟膏と同じ有効成分の市販薬

ヒルドイドは、皮膚科のお薬の中でも絶大な知名度と人気を誇る薬です。

使用目的の大半は保湿剤としての使用なので医薬品をつかっているという自覚はあまりないような薬ですね。

でもちゃんと、保湿剤以外にも用途はあって、血液の流れを改善する効果があるので静脈瘤や足のむくみなんかにも使います。

冬場だと、この血流改善効果を期待してしもやけの薬としても使うこともあります。

他にも、血流を改善すると肌の新陳代謝も高まるので傷跡の治りを良くするとも言われていて、この効果を全面に押し出して発売した商品がアットノンです。これは市販薬なので一般購入が可能です。ただ、アットノンはゲル状のテクスチャーなので保湿剤向きではありません。量も少ないのであくまでも傷跡にポイントで塗布するお薬です。

ヒルドイドソフト軟膏は医療用医薬品なので一般販売はしていませんが同じ成分の薬は市販薬で購入することができます。

保湿目的で使用するのであれば大容量のクリームタイプがたっぷり使うことができます。市販のクリームでもヘパリン類似物質を0.3%含有しておりヒルドイドと同量の有効成分が含まれていて基本的には同じなんだけど、医療用のものとは用法や用途が異なりますので説明書に従って使いましょう。

日本国内ではヒルドイドソフト軟膏は薬事法で制限されてるから一般販売されてないけど、海外のヒルドイドを個人輸入品として通販してるサイトがあるようですね。

それよりは、同じ成分のものを市販薬で購入した方が安心だし安価です。

<効能・効果>
手指の荒れ、ひじ・ひざ・かかと・くるぶしの角化症、手足のひび・あかぎれ、乾皮症、小児の乾燥性皮ふ、しもやけ(ただれを除く)、きず・やけどのあとの皮ふのしこり・つっぱり(顔面を除く)、打身・ねんざ後のはれ・筋肉痛・関節痛
<特徴>
優れた保湿力を有するだけでなく、乾燥による炎症や肌荒れなどの繰り返す皮ふトラブルも治療し、なめらかで健康な状態へ導きます。

かゆみ止めが入っているわけではないんだけど、保湿で肌のバリア機能をたかめて正常な状態に近づけていけばかゆみもじきに落ち着きます。

ヘパリン類似物質と一緒にかゆみ止めが配合されている商品もあります。

ビーソフテンローション同じ成分を含有する市販薬

ビーソフテンローションは、上記で紹介しているヒルドイドと全く同じ成分薬でいわゆるヒルドイドローションのジェネリック医薬品です。

ジェネリック医薬品ってメーカーが違うだけで基本的に同じ薬なんだけど、このビーソフテンに関しては、見た目からしてまったく異なります。

ビーソフテンローションはサラサラした透明な液体であるのに対してヒルドイドローションは乳液ですね。

なぜこのような違いがあるのかというと、ジェネリック医薬品は有効成分が一緒であれば有効成分をとかす溶媒や添加剤などは違うものを使っても構わないからなんです。

だから、透明な液体に有効成分を溶かしたのがビーソフテンローションで乳液に有効成分を溶かし込んだのがヒルドイドローションです。

最近、透明な液体タイプのものも市販薬で登場しており、クリーム、乳液、液体とで選択できるようになりました。

クリームや乳液がベタベタして嫌だという方には液体タイプの使用がいいでしょう。

メチコバール錠と同じ成分の市販薬

メチコバールはいわゆるビタミンB12です。

いろいろな疾患に使うので、もらったことがある人は多いと思います。

一番の活躍場所は、整形領域で、神経痛全般に効果があります。

ビタミンB12は神経についた細かい傷の治りを良くして神経からくる痛みに効果があります。

足腰の痛み、肩の痛み、首の痛みなど痛み全般に効果があります。ビタミン剤なので副作用もあまりないく、痛み止めとは違い長期にのんでも胃に負担がかかるということもない比較的使用しやすい薬です。

また神経からくる症状には痛みだけでなく手足のしびれも神経のキズからくる場合があるので、しびれの症状にも使います。

神経は痛みやしびれだけでなく耳の中にも影響があり、自律神経のみだれで、耳鳴りやめまいが起こることもある。

だから、耳鼻科領域で耳鳴り・めまいの治療にも使います。

また、ビタミンB12は疲れ目にも効くビタミンとして赤色した目薬の成分にもなりますし、疲れ目に内服薬として使用することもある。

CMで「目・肩・腰に」とかやってる薬の有効成分がビタミンB12(シアノコバラミン)なんだけど、疲れ目にも効果があるんです。

OTC薬でもメチコバールと同じで1日ビタミンB12を1500μg含有しているものがありますが、ビタミンB12単剤の医薬品は販売されていないのでメチコバールと全く同じものはありません。

だいたいの商品が、ビタミンB12以外にも、ビタミンB1、B2、B6、ビタミンEなんかを含有しています。

ビタミンB群は服用して害になるようなものではないので沢山入っていた方がお得だと思います。

プロペトと同じ市販薬

プロペトはいわゆる白色ワセリンです。

ワセリンは製造過程で、どうしても一部不純物が混じってしまうのですがその不純物を極限まで取り除いて、出来る限り純粋にした白色ワセリンがプロペトです。

プロペトの用途は「保湿剤」として使われることが多い。ワセリンは油だから、乾燥した肌を油で保護することによって水分の蒸発を防ぎ乾燥を防ぎます。

ほとんど皮膚から吸収されないので、1日何回ぬってもいいし、顔や目の周りといった皮膚の薄いところにも使える。とにかく安全性の高い薬なので塗り薬の基剤としても使われている。

プロペトは、医療用医薬品だから処方箋がないと渡せないんだけど市販薬としてプロペトホームというのがある、これは市販用のプロペトでまったく内容です。

ただし、処方箋でもらうものよりも値段は若干お高めですね。まぁ、診察料や手間を考えればそんなに高いというほどではない。

白色ワセリンは、純度にこだわらなければ安いものはたくさんある。よっぽどの敏感肌じゃないかぎり不純物が問題になることはない。

使用感もどれも殆ど変わらないので一度試してみて合わなければプロペトに変えればいいと思う。

ムコダイン錠と同じ成分の市販薬

風邪の時に大活躍するムコダインの有効成分はカルボシステインです。

気管支からの分泌物の量を増し、粘稠な痰をうすめて吐き出しやすくしたり、気管支粘膜の修復を促す作用などがあります。

薬局でもらう薬の説明書には痰切りとしての説明しかないことが多いが、これは風邪のときには何にでも使われる成分です。

のどや鼻は、粘膜で覆われていてカルボシステインは荒れた粘膜の修復を助けて喉の症状を楽にしてくれる。

ウイルスは喉や鼻の粘膜から入ってくるのだが、カルボシステインで粘液を量を増やすことで、入ってきたウイルスを痰と一緒に外にだす働きもある。

粘膜は、喉や鼻だけでなく、耳の中も粘膜で覆われていて、中耳炎の時は耳の粘膜を痛めてしまう。その症状を和らげてくれるのもカルボシステインだ。

だから、中耳炎の時にも活躍する薬です。ただ、カルボシステイン単体では劇的な効果は期待できない。

よって、市販薬にも多く使われているんだけど、単体のものはなく総合感冒薬に組み込まれている場合がほとんどです。また用途はあくまでも痰のからみをとるということに限定されています。

ストナ去たんカプセルについて

<効能・効果>
たん、たんのからむせき。
<特徴>
たん・たんのからむせきに効く
L-カルボシステインはたんの通りをスムーズに、塩酸ブロムヘキシンはたんをサラサラにし、たん、たんのからむせきに効果をあらわします。
<成分・分量>
6カプセル中
L-カルボシステイン・750mg、ブロムヘキシン塩酸塩・12mg

カロナール錠と同じ市販薬

カロナールは、有効成分アセトアミノフェンの解熱鎮痛剤です。

痛み止めもしくは熱冷しとして使用されます。

解熱鎮痛剤はロキソニン、イブ、バファリンなんかが有名だけど、どれも共通する副作用で胃を荒らすことがあります。このカロナールは胃を絶対に荒らさないとは言い切れないんだけど、胃腸障害の副作用がすくない解熱鎮痛剤です。

また昔から使われている成分で解熱鎮痛剤のなかで小児への安全性が高いとされている薬です。飲み薬だけでなく、坐薬も発売されていて赤ちゃんの発熱なんかに使用します。

アンヒバ坐薬などの病院からもらった坐薬のストックがなくなてしまったときには市販薬で代用することができる。

市販薬ではイブプロフェンという成分は15歳からの使用とされているので、子供用の解熱剤のメインはアセトアミノフェンになります。

小児用の解熱鎮痛剤の坐薬はどれもアセトアミノフェンが有効成分ですね。

リンデロンVG軟膏と同じ市販薬

リンデロンは皮膚科だけでなく、内科、耳鼻科、小児科などなどあらゆるところで使用される外用薬。

一口にリンデロンといっても実はリンデロンにはクリーム、ローション、軟膏、VG、V、DP、Aなど色んな種類があります。

この中で一番有名なのは、オレンジのキャップのリンデロンVG軟膏だと思います。

リンデロンVG軟膏
主成分:ベタメタゾン吉草酸エステル + ゲンタマイシン硫酸塩

様々な製品が用意されているステロイド軟膏のなかで、なんでリンデロンが人気なのでしょうか?

それは適度な強さにあると思います。ステロイドは5段階の強さ分類がされていて、使う場所や症状によって使い分けます。このリンデロンVG軟膏は5段階のうち強さは3で、ちょうど真中に位置づけられています。

どこに使うにも強すぎず、そして弱すぎずと、とりあえず使ってみるのにちょうどいいんです。

また、ステロイド外用剤は細菌に対する抵抗力を下げるから細菌感染が疑われるとこには使ってはいけないんだけど、リンデロンVG軟膏は「ステロイド + 抗生剤」の合剤だから細菌感染を悪化させるリスクも少ない。

こういった理由で、専門科医である皮膚科医だけでなく、耳鼻科、内科、小児科、整形なんかでもよくつかわれる薬です。

薬局でもよくリンデロンと同じ薬販売してくれないかという相談を受けるんだけどリンデロンは医療用なので一般販売していません。

ベトネベートN軟膏ASについて

<特徴>

ベタメタゾン吉草酸エステルが、しっしん、かぶれ等の皮膚の炎症にすぐれた効き目を発揮します。抗菌作用を有する抗生物質フラジオマイシン硫酸塩を配合しています。患部を保護する油性基剤なので、じゅくじゅくした患部に適しています。
<成分・分量>

100g中
ベタメタゾン吉草酸エステル 0.12g
フラジオマイシン硫酸塩 0.35g(力価)

<効能・効果>
・化膿を伴う次の諸症:湿疹、皮膚炎、あせも、かぶれ、しもやけ、虫さされ、じんましん
・化膿性皮膚疾患(とびひ、めんちょう、毛のう炎)

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