市販薬

病院のシップ薬と同成分の市販薬はないのか?

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病院でもらうシップってなんだかよく効く気がしますよね。これと同じものがドラッグストアで購入できたらいいと思いませんか?

ドラッグストアにはたくさんの種類の湿布がウラれているのでどれが、何に該当するのか、薬剤師でもしっかりと言える人は少ないと思います。

たとえば、セルタッチやモーラスと同一成分の湿布がドラッグストアにもありますが、紹介できますか?

今回は、病院でよく処方されている湿布薬と同じ成分の市販薬がないのか調べてみたので、シップの説明と一緒に合わせて紹介していきます。

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ロキソニンテープ・ロキソニンパップと同じ成分の市販薬はある?

あの痛み止めで有名なロキソニン錠と同じ成分が使用されているシップ剤です。

ロキソニンの外用薬シリーズはラインナップ豊富でドラッグストアで販売されています。ただ要指導医薬品という特別なカテゴリーで販売されているので薬剤師の対面販売が原則になります。薬剤師がいない店舗や薬剤師がいない時間帯は購入できません。またインターネット販売も禁止されています。

商品名はロキソニンSテープ・ロキソニンSゲル・ロキソニンSパップ・ロキソニンSテープLです。メーカーは第一三共ヘルスケアなので本家本元のロキソニンテープと同じ商標名がつけられています。区別するために市販のものは「S」とついてますね。湿布だけじゃなくってゲルタイプの塗り薬もあります。

いまのところ要指導医薬品という面倒なカテゴリーですが、1~2年もすればどんどんカテゴリーが落ちてきます。ロキソニンS錠が2類になったことから考えるとシップも2類落ちするのは早そうです。

特徴は1日1回の貼付で効果が持続することです。他のシップに比べると価格が高いのが難点です。

ちなみにロキソニンテープは「処方せん医薬品以外の医薬品」ってカテゴリーだから調剤薬局は処方箋なしでも販売しようと思えばできますが、しないですよね。

モーラステープ・モーラスパップと同じ成分の市販薬はある?

こちらもかなり有名なシップですね。医師の処方人気NO1です。やっぱり効き目がいいんですよね。

有効成分はケトプロフェンです。ケトプロフェンの湿布はドラッグストアにありますが購入前にちょっと注意が必要ですね。

このケトプロフェンには他のシップよりも注意しないといけない有名な副作用があります。

それは「光線過敏症」です。貼った部分を直射日光に当てると真っ赤に腫れる可能性がほかの湿布よりも高いです。さらに剥がしてからも4週間は注意が必要で、貼っていた部分が直射日光に当たらないように注意しなければならない。

だから、手首とか首とか直射日光に当たる可能性がある部分への使用は避けるべきですね。

注意点があるちょっと面倒なシップにもかかわらず、医師がよく使用するのはやはり効きがいいからなんだと思う。ジェネリック医薬品もたくさん販売されていてケトプロフェンテープというのがモーラステープのジェネリックです。

このケトプロフェンを含有する市販薬は「オムニードケトプロフェンパップ」一種類だけです。

ロキソプロフェンがダメで、光線過敏症が心配されるケトプロフェンがOKという理由はわからないけど、とりあえず同じ成分のものはあるようですね。このケトプロフェンこそ薬剤師の対面販売できっちりと説明してから渡すべき商品です。

現状は、第2類医薬品なので薬剤師の対面販売は義務付けられておらず棚に陳列されているので誰でも簡単に購入できる。今回調べてみて、これが市販されていることがとても衝撃だった。

「市販薬は効き目が緩やかで副作用が少なくって安全」って考えは必ずしもそうとは限らないってことですね。

 

セルタッチパップ・セルタッチテープと同じ成分の市販薬はある?

ロキソニンやモーラスに押されて昔ほど使わなくなった印象だけど、それでも人気はまだまだあります。

スミルテープ・セルスポット・フェルビナクテープなどはこれらはセルタッチのジェネリック医薬品です。

有効成分はフェルビナクです。フェルビナクはCMでよく流れてくるので聞き覚えがあるのではないでしょうか?

市販薬のフェイタスに使用されている成分ですね。この市販のフェルビナク含有製剤で気をつけて欲しいのが含有濃度です。市販薬って同じ有効成分が使われているからといっても必ずしも効き目とは限りません。その一つの要因としてあげられるのが含有濃度です。

シップを購入するのに薬剤の含有濃度を気にして購入する人はあんまりいないと思いますが、、顕著に違いますのでよく考えて選びましょう。フェルビナク5.0%ってのが最高用量で配合された湿布です。「フェイタス5.0%」とかがそうなんだけど、このフェイタスがまたびっくりするくらい「高い」です。

もしブランドを気にしないのであればオススメはこちらです。フェイタス5.0と同じフェルビナク5.0%配合で価格は約1/3です。40枚で1000円ちょっとは安いです。

ヤクバンテープ・ゼポラステープ・アドフィードパップと同じ成分の市販薬はある?

ヤクバンもゼポラスもアドフィードもどれも先発品です。知名度はセルタッチやモーラスに劣るけど、これも根強い人気のあるしっぷです。ファルケンテープやフループテープがこれらのジェネリックに該当します。

有効成分はフルルビプロフェンです。残念ながらこの成分を含有する市販薬は存在しません。同じのはないので他の成分でだいたいしてもらって、ぶっちゃけ大した特徴もありません。

ロコアテープと同じ成分の市販薬はある?

いままで紹介してきたシップの中で一番最新のシップです。かなりの効果が期待できると噂です。有効成分はエスフルルビプロフェンといって、上記で紹介したフルルビプロフェン(ヤクバンテープ、アドフェードパップ)を改良したような成分です。

フルルビプロフェンは正確にいうと「SフルルビプロフェンとRフルルビプロフェン」が混ざってできてるんだけど、よく効く方のエスフルルビプロフェンだけを抽出して製剤化したのがロコアテープです。

他の製剤よりも成分の吸収が良いのでこんな注意書きがあります。「本剤2枚貼付時の全身曝露量がフルルビプロフェン経口剤の通常用量投与時と同程度に達することから、1日貼付枚数は2枚を超えないこと」(添付文書より)だって。

どうやら2枚貼ったら飲み薬と同じくらいの血中濃度になるらしいです。すごく効きそうな感じはあるのですが、なぜかカテゴリーが「処方せん医薬品以外の医薬品」なのです。おそらく消炎湿布というカテゴリー全体が「処方せん医薬品以外の医薬品」なんだとおもいます。ということは、新薬にも関わらず普通に薬局で買えます。買える可能性のある薬局は下記の記事で紹介している。

関連記事処方箋なしで病院の薬が買える薬局を紹介するよ

投与日数制限で1年間は14日分しか出せないわけだけど1日MAXで2枚なので発売1年間は最大で1回28枚しか出せない計算になりますね。

もちろん新薬なのでOTCではまだないです。

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ボルタレンテープ・ナボールテープと同じ成分の市販薬はある?

ボルタレンもナボールもどちらも先発医薬品です。ボルタレンは貼り薬だけでなく飲み薬としてもよく使用されるので知名度は高いのではないでしょうか?ちなみに、ボルタレン錠はロキソニン錠よりも強いとされていますが、皮膚での効き目と内服での効き目はまた違いますから優劣はわかりません。

有効成分はジクロフェナクナトリウムです。ジクロフェナクナトリウムテープってのがこれらのジェネリック医薬品です。

市販薬でも「ボルタレンEXテープL」って名前で販売されていますね。あと「フェイタスZ」とか「パスタイムZX」とかジクロフェナクナトリウムですね。

ボルタレンテープの市販薬は接着剤に工夫があるみたいで貼付に失敗しても簡単にもとの状態に戻せるのですごく使いやすいです。

イドメシンコーワパップ・カトレップパップ・インサイドパップ・ラクティオンパップと同じ成分の市販薬はある?

昔主流だったけど新しく出たテープ剤に押されていまはほとんど見なくなったシップたちです。どれも先発品です。これだけ先発品がたくさんある製品も珍しい。

有効成分はインドメタシンです。インドメタシンもCMでバンバンやってるので聞いたことはあるのではないでしょうか?

市販のシップ剤としてもっとも多くの種類が発売されている成分ではないでしょうか?

市販薬のシップのほとんどはこのインドメタシン製剤です。CMでよくみかけるバンテリンなんかはこのインドメタシンですね。

バンテリンちょっと高すぎるかな―。上記で紹介しているフェルビナク5%の安いやつのほうがおすすめです。

スミルスチックと同じ成分の市販薬はある?

スミルスチックはフェルビナクという消炎鎮痛効果のある成分を含有するスティックのりみたいな形状の塗り薬です。有効成分としてフェルビナクを3%配合しています。セルタッチやスミルテープのスティック版ってとこですね。

スティックのりみたいに固形状になっていて肩や腰なんかの痛いところに塗布して使います。クリームやゲルと違って手が汚れないが最大のメリットです。

フェイタスチックEXってのが同じフェルビナクを3%配合している市販薬でスティックのりタイプです。

患部を温めたいなら「めぐりズムの温熱シート」がおすすめ

もし患部を温めたいなら「めぐりズムの温熱シート」がおすすめです。温感パップとかあれはトウガラシエキスで熱く感じるけど皮膚の表面温度はあがらないですからね。それにたいしてこの「めぐりズムの温熱シート」は温かいシートなのでホントにあたたまります。そしてカイロよりも持続するので冷えから腰痛がくるひとにはとくにオススメ。

「めぐりズムの温熱シート」の特徴は、なんといっても地肌に直接貼れることです。

肌にじかに貼るからカイロみたいに体の表面だけを温めるのではなく、深部まで温めてくれます。

防寒グッズ最強アイテムだと思ってます。カイロと比べたら高いけど、その効果は抜群で、一度使ったらもうカイロには戻れません。

約40度の快適温度が5~8時間続きます。じんわり気持ちのいい蒸気の出る温熱で、患部の奥深くまで温めます。シートから出る蒸気は目に見えないほど細かく、肌あたりがやさしい。衣服はぬらしません。16枚で1000円くらいです。

ちなみに、こちらは一般医療機器です。パッケージにもあるように「慢性の肩こり・腰痛」をほぐします。

貼るカイロを地肌に直張りしたらダメですよ。直張り仕様になってないので温度が一定せず、低温度火傷の危険性がある。

直接貼るなら「めぐりズム」にしときましょう。

飲む痛み止めラックル速溶錠剤

痛みが辛いときは湿布よりも飲み薬使ったほうが効果的です。飲む腰痛薬として大々的にアピールしている薬がラックル錠です。

成分はアセトアミノフェンの単味製剤です。アセトアミノフェン単体製剤は医療用でいるとカロナール錠と同じですね。

1錠中のアセトアミノフェンの量は300㎎なので医療用カロナール300㎎と同量になります。カロナール錠には500㎎という錠剤も存在するので多いということはないでしょう。

アセトアミノフェンと言えばタイレノールと同じですね。タイレノールも1錠中300㎎なので同じです。タイレノールは解熱剤もしくは頭痛薬としてのアプローチが多いのですが、まぁ、同じものです。

ラックルも”のむ腰痛薬”とうたってはいますが効能効果をみると頭痛薬もしくは解熱剤としてつかっても構いません。

ラックル速溶錠の効能効果

  • 腰痛・神経痛・関節痛・肩こり痛・筋肉痛・頭痛・ねんざ痛・外傷痛・打撲痛・骨折痛・歯痛・抜歯後の疼痛・咽喉痛・耳痛・月経痛(生理痛)の鎮痛
  • 悪寒・発熱時の解熱

特徴は速溶錠ってところでしょうか。水なしでも飲める錠剤になっているので痛くなったらすぐにその場で服用が可能です。アセトアミノフェンなので胃への負担もかかりません。

短時間でいいので効き目がいいものを選びたいならロキソニン錠でしょうね。ロキソニン錠はいろんなタイプがありますが普通のロキソニンS錠で十分即効性があります。30分もかからずに効いてくるでしょう。ただし、持続時間も短く2時間ほどで切れてしまいます。ロキソニンは長期で使用すると胃腸障害の副作用の心配もあるので短期間にとどめましょう。

湿布を一人できれいに貼るグッズ

これはスゴく便利です。一人で貼れない人だけでなく上手に貼れないという人にもオススメです。

amazonひとりでペッタンコより

シワにならずにまっすぐ貼れます。「ひとりでペッタンコ(シップ貼り) 」に湿布をはさんでセットし、貼りたい部分にそってスライドするだけで、シワなくきれいに貼れます。背中のほか、肩や腰、腕、足、身体の正面などさまざまな部位でつかえます。

整形外科の門前薬局にはぜひとも置いておいて欲しいアイテムで、内科の門前で高齢者が多いようなところも置いておけば、かなり売れると思う。

サイズなのですがモーラステープL40やロキソニンテープ100のサイズにぴったりなのでモーラスパップ60やモーラスXR240は入らないから使えません。

モーラステープ20やロキソニンテープ50の小さいサイズのものでもギリギリ挟んでつかえます。

モーラスXR240のどデカサイズテープをキレイに背中に貼るのは至難の業です。こればかりは人を頼りざるを得ないと思う。もしくはシワになっても気にしなければいいんです。

まとめ

ドラッグストアで安くてよく効くシップを探したいならイドメシン配合を選択するといいです。他のフェルビナクやジクロフェナクのシップはかなり高価です。インドメタシン配合のものも配合濃度が製品によって違うので価格だけで比べずに濃度まで見るようにするといい。

一番安いシップはサリチル酸やlメントールだけの古典的なシップですが、これは効き目あるのか疑問視されている部分があり、医療の現場ではほとんど使われないし、効果が懐疑的だから保険を外してしまってもいいのではと議論されています。

効き目とコスパで考えるなら上記で紹介しているフェルビナク5.0%配合の「ビーエスバンFRテープV」がオススメです。

ドラッグストアのフェルビナク製剤はどれも効果なんだけど、これは不思議とリーズナブルですね。

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