保険証を持たずに病院へ行ったら自費だから、かかった医療費の100%を支払うことになりますますが、
だいたいの病院は月内に保険証をもっていけば返金してくれます。
ここで、だいたいとしたのは一部してくれない病院もあるからです。
そもそも病院に保険証を忘れで会計した後に、差額を返金してくれるという行為は、病院が善意でしてくれることで、
返金の義務や法的根拠はない。
だから、
病院が一切返金しないと決めているのであれば、返金はしてもらうことはできないわけだ。
病院が保険証の番号を確認する理由なんだけど、
保険証は月をまたぐと番号が変わったり、期限が切れたりして使えなくなってしまうことがあります。
そうすると自己負担は3割だから残り7割は保険組合に請求してるので、
少しでも番号が違うと、この7割分がもらえなくなってしまうのです。
なぜ病院は返金を月内に限るのでしょうか?
それは、月末にその月に受診した患者の保険請求データを組合に送信するという煩雑な作業があるからなんです。
送信できるのが、月毎と決まっているので、
保険番号が取得できなかったら次の月に回すしかないんです。
ただでさえややこしいのに、他の月に来たぶんを考慮すると大変なので、
なるべく月内に完結させたいんです。
でもやろうと思えば月外でもできます。
自費でかかった人のレセプトデータって保険番号入れてないから何処にも請求しません。だって請求は患者に100%もらうわけだからそれで完結しいるからです。
送り先がないからレセプト送らずに止まっています。
そこに番号を入れたら次の月に送れるようになる。
これを月遅れレセプトという。
期限はあるのだと思うが、数ヵ月遅れでも受理してくれる。
病院は出来るのにやってくれないわけだから不親切だと思うかもしれないけど、
月内に限ったとしても保険証を持っていったら返金してくれるのだから病院は十分親切なのである。
別に返金義務はないので、返金不可としても構わないわけだ、
もし不満があるのであれば受診しなければいい。
また、病院で返金ができなかったとしても、返金はしてもらう方法はある。
それは、自分が入っている保険組合(保険者)への直接請求だ。
組合に電話で聞いてみるといい。
調剤薬局の返金対応について
薬局の返金対応も病院と同じなんだけど、
薬局と病院で保険請求が喰違ってしまうと困るので、
薬局側としては、先に病院で返金手続きをしてもらって、それから薬局で返金手続きをするようにお願いしている。
病院が返金に応じなかった場合は、自費処方せんになるので、
薬局だけ勝手に保険を適用するわけにはいかない。
病院が返金したかどうかを確かめるすべは薬局にはないのであくまでも患者さんにお願いという形で、
病院に先に返金をしてもうようにしている。