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調剤料

同じ薬だけど規格違いが一緒に処方されている時の内服調剤料

同じ薬は用法をまとめなければいけないという法則があります。

例えば、

こんな処方が来たことがあります。

処方例①

マグラックス 1錠
メチコバール 1錠
朝食後 7日分

マグラックス 1錠
メチコバール 1錠
昼食後 7日分

マグラックス 1錠
メチコバール 1錠
夕食後 7日分

~~~~~~~~~~~

医師は一包化して欲しかったみたいでこのように書いたらしいんだけど、

まさかそのまま入力するなんてことはないよね?

朝昼夕で同じ薬だけど、

処方箋通りにそのまま入力したら全部飲み方が違うから、内服調剤料を3個算定することになります。

これが通るのであれば、

毎食後の薬は全て朝昼晩に分解すれば、3個の内服調剤料がとれることになっちゃいますね。

上記の処方は、入力する時は、

マグラックス 3錠
メチコバール 3錠
毎食後 7日分

に直して入力します。

なぜなら同じ薬はまとめるという基本ルールがあるからです。

さて、

同じ薬をまとめるのは当たり前ですが、

規格が違う薬が一緒にでているときはどうすればいいのでしょうか?

処方例②

アムロジン5mg 1錠
朝食後  28日分

アムロジン2.5mg 1錠
夕食後  28日分

~~~~~~~~~~~

実は、これもまとめて入力しなければなりません。

規格が違くても同じ薬とみなさなければなりません。

なので、調剤料は1個だけ算定します。

入力方法は、使っているレセコンによって違うと思うけど、うちではこうしています。

              朝 昼 夕
アムロジン5     1錠      0錠
アムロジン2.5    0錠    1錠
朝夕食後        28日分

~~~~~~~~~~~
朝夕食後という分2の用法を使用するわけです。それで服用する錠剤を朝と夕に振り分けます。

ちなみに、

処方箋通りに、

アムロジン5mg 1錠
朝食後  28日分

アムロジン2.5mg 1錠
夕食後  28日分

それぞれ別で入力して、片方だけ調剤料をとらなければいいという薬剤師の教えもありましたが、

事務長曰くそれは駄目だそうです。

なぜなら、

薬剤料を計算する時は1調剤ごとに計算する、薬価を五捨五超入する前に足すか、五捨五超入した後に足すかでズレることがあるからです。

やっぱり原則にしたがって、同じ薬は用法をまとめて入力しよう。

常に処方箋通りに入力すればいいってもんじゃないんだな。

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