もう沢山の記事がネットにたくさんあるから今更だけど花粉症にオススメのグッズでも紹介しようと思う。
いちおう、登録販売者でドラッグストアでパートしてます。
とりあえず、あれこれするよりは飲み薬が一番だとおもう。今後はしばらく市販薬の購入で減税が受けられるし、花粉症でいろいろと購入したら減税の対象になるかもしれない。
花粉症の飲み薬の第一選択は眠気や口渇の副作用がすくなくて安いものがオススメ
もし持病や併用薬がないなら、まず飲み薬がオススメです。そして最初に使うなら眠気や口のかわきが少ないタイプです。
沢山種類がある中で、あえて眠くなるのを選択する必要はありません。
眠気が出にくいタイプと言えばアレグラFX・アレジオン20・クラリチンEXなんてのが有名どころですが、価格を考慮した上でおすすめがこちらです。
有効成分はアレグラFXと同じ「フェキソフェナジン」です。amazonを見てみると56錠で1060円。しかも送料無料です。
1日2錠なので約1ヶ月分で1060円ということになります。花粉症であれば2ヶ月くらいは服用が必要でしょうから、それでも2120円しかしません。病院へいくよりも全然安く済ませることができるし、市販薬なら時間の節約にもなります。
ちなみに、フェキソフェナジンは眠気や口渇の副作用がすくなくて効果もしっかりしているので、価格以外にも使いやすい薬としてオススメです。医療用のアレグラ錠なんて医者が処方するアレルギー薬No1(薬価ベース)ですからね。
鼻づまりがヒドイという方は一緒に点鼻も
点鼻薬には大きく分けて3種類あります。
・抗アレルギー薬
・ステロイド
・血管収縮剤
効き目がしっかりしているものはステロイドと血管収縮剤です。
血管収縮剤が即効性と効き目は抜群ですが、一日に何回も使う人は要注意です。血管収縮剤を長く使ったり1日に何回も使ったりすると、逆に鼻づまりがひどくなってしまうことがあります。
愛用しているのはナシビンMスプレーです。
ナシビンは医療用でも使われている点鼻薬ですが、他の血管収縮剤とくらべて効き目が長いのが特徴です。効き目が長いので1日2回が説明書でも上限になっています。
鼻づまりが酷くて夜眠れないという人は寝る前につかうとギリギリ朝まで持続します。他のだと寝ている途中で効き目がキレてしまいます。
使用は必要最低限に止めて1日2回までと決めています。
ナシビン説明書きより
1週間以上は使えないので毎日使うならステロイドの点鼻をおすすめします。
こちらは即効性がないものの毎日使うことで徐々に効果が現れて、鼻水・鼻づまりを改善してくれます。
説明書に1年に1ヶ月を超えて使用しないこととされています。花粉シーズンの内1ヶ月間だけ使用可能です。
あとは補助グッズで何とかしてください。
寝てるときの鼻づまりを改善する補助グッズ
鼻腔拡張テープとか鼻の穴の拡張リングとかね。
鼻腔拡張テープはサイズがいくつかあるので購入の際には注意が必要です。これとは違うものとして提案できるものに「鼻スッキリ O2アップ」です。
鼻の入り口にシリコンのわっか状のものをいれて鼻の穴を広げます。スポーツやった後の呼吸効率をあげるのにつかったり、寝てるときの口呼吸予防につかったりします。
花粉症で鼻がつまる場合って、鼻水でつまるわけではなく鼻の奥の粘膜がはれて通り道を塞いでしまうからなんだけど、入り口だけ広げても効果は薄いかもしれない。
上の方を広げる鼻腔拡張テープの方がオススメです。
花粉をよせつけないスプレー&物理的ガード
比較的あたらしい商品ですね。使用した感想きく評判いいみたいだったので実際購入してみました。出かける前に顔やマスクの上から1回だけシュッとスプレーします。
半信半疑で買ったけど、使うのと使わないとだと全然違います。
価格も安いのでプラスワンでマスクの上からつかうのにオススメです。
いろんな商品が出ているけど、こちらがお手頃価格です。160回使えるタイプなので1日2回で80日も使えて500円ちょっとですね。
これでマスクの上からスプレーしてガードした上に、マスクの下では塗り薬でガードするという2重ガード作戦が効果的です。
鼻の中に軟膏をぬって花粉をブロックします。マスクしていてもどうしてもすき間から花粉が入ってきますからね。それをベタベタした軟膏で吸着ブロックします。ただ、鼻水がダラダラと流れている状態でしようしてもすぐに流れ落ちてしまうので、そういうときは効果半減です。
ちなみに、花粉症の原因になるのは、おもに口から入ってきた花粉ではなく鼻から入ってきた花粉です。鼻のおくの粘膜に付着した花粉が免疫細胞を刺激することで免疫細胞が過剰に反応して鼻水・くしゃみ・鼻づまりがを引き起こします。
口をガードするよりも鼻をガードする方が予防効果は高い。
マスクの下で人知れずに防御力をアップさせるアイテムに"鼻せん"があります。ノーズマスクともノーズフィルターとも言われている商品です。外から見えにくい構造になっているものの接近すると鼻せんしていることがバレます。やっぱりマスクの下で人知れずにするものだとおもう。
鼻マスクには水で洗って繰り返し使えるものと使い捨てのものがあります。
洗えるタイプの鼻せん
使い捨てタイプの鼻せん
花粉と関係ないけど中国の黄砂やPM2.5対策ならマスクよりもこれが一番とおもおう。
たべるマスク
ギャグでしょ(笑)
あくまでも商品名が"たべるマスク"ってだけです。全然マスクじゃないし、効果効能を期待してはいけません。そもそも医薬品ではなく食品ですからね。
乳酸菌タブレットとしては安価なのでオススメではあります。
目の周りのかぶれ・かゆみに塗れる市販薬
花粉の目薬は種類が多すぎて勧めるのが難しいので今回はパスします。かわりに目のまわりにも使える塗り薬の紹介です。
イハダプリスクリード
パッケージに”目もと”ってかいてありますよね。ノンステロイドのかぶれに効く成分がはいっています。
眼軟膏ではないので目の中には塗ってはいけません。ウフェナマートが炎症を抑えて、ジフェンヒドラミンが痒みに効きます。
詳しくは過去記事に記載しています。
個人的に目のかゆみに効くと思ってるのがアイボンです。ただ、アイボンは使いすぎがよくないって言われてますよね。眼科医はおすすめしないみたいですが、ただ、アイボン系はかゆみにスゴくいいんですよね。
目の洗浄目的として使用しますが、かゆみを止める成分"クロルフェニラミンマレイン酸"が配合されています。アレルギー用の高価なアイボンALというのもありますが、普通のアイボンにも抗ヒスタミン薬はいっているので安い方で十分だとはおもいます。眼科医は否定的ですが、防腐剤であるベンザルコニウムは配合されていません。使いすぎなければ問題ないでしょう。
花粉症のシーズンに症状がこじれる人は早めの鼻うがいがオススメ
鼻うがいは鼻から液体を入れて口から出すという高度な技術が必要なので初心者はまずスプレータイプがオススメです。
鼻にジャバジャバスプレーすることで鼻うがいに似たような効果を発揮します。
こちらはスプレータイプの商品です。鼻に噴霧した液体は鼻からでてきます。垂れ流しですね(笑)
口からだすのに抵抗がある人はこっちがいいけど、鼻の奥までしかり洗い流すならやっぱり鼻うがいの方が効果的です。