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薬局ウラ事情

医薬品の有効期限が半年切ったら返品できるという謎のルール

最近知ったのだが、有効期限が半年切ったものに関しては返品できる可能性がある。

某漢方薬のメーカーが全面リニューアルしたせいで旧包装品が返品できずに宙に浮いてしまっている。それをどうにかできないかと相談した時に教えてくれたのが、有効期限半年切ったらメーカーが引き取ってくれるから、そのまま置いといて期限切れ間近になったら返品を受けますという案だ。

なんのメリットがあってそんな返品受けるのかわからないけど、薬局からしたらただただありがたいシステムです。

で、

必ずしも全ての医薬品が有効期限半年切ったら返品できるというものではなく、メーカーにもよるし、メーカーと問屋さんとの契約にもよるみたい。

だから、このメーカーならすべて半年切ったら返品できるってわけではなく、ここの問屋さんのこのメーカーのものは返品できると言った風に、問屋さんごとに対応が違うのだ。

デッドストックを破棄する前に

デッドストックの期限切迫品って一度は返品を試みた商品だと思う。それで、返品できなかったからデットストックになってるわけだけど、期限が切迫したからこそ返品できる場合があるので今一度返品を試みる価値はある。

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普通は、期限が長いから返品できるでしょって考えになるけど逆なんですよね。期限が切迫してるからこそ返品が可能なんです。

注意したいのが、やっぱり期限きれてしまってるのはダメです。消費期限切れたらただのゴミです。当然ながら箱が開いたり汚れたりしてるものもできません。

私が思うに、返品って2パターンあると思う。

返品2パターン

それは問屋への返品とメーカーへの返品です。

薬局での対応としてはどちらも問屋さんへ返品するだけなんだけど、卸経由でメーカーへ返品されこともある。

この違いを把握したうえで、返品について考えると、

通常、よく薬局でやる返品は問屋さんへの返品ですね。入荷して半年くらいまでならほぼ無条件で返品を受けてくれる。おそらく、返品された品物は他へ卸されて再利用されるんだと思う。だから、ある程度期限が残ってないと返品は出来ない。さらに、現在使用されていない包装のものを流通にもどして再利用というわけには行かないので旧包装品は返品できないのは周知のルールです。

もう一つのメーカー返品は例えば、医薬品の不具合による回収とかはメーカー返品ですね。卸さんもメーカーに返すだけなので懐は痛みません。

期限切迫品の返品もメーカー返品です。だから、一度、卸に返品できなかったとしてもアプローチの方向が違うから再度返品できる可能性がある。

メーカーに返品されたものは再販されるわけではなく破棄されるので期限切迫品でさえも引き受けてくれるのだ。

メーカー返品無制限に受けたら切りがないから条件つけて期限切迫するまで薬局の方で面倒を見てくれたら、あとはこっちで引き取りますよって感じなのかな。

卸さんとメーカーで半年切ったら返すって契約になってれば、薬局から戻って来たものであっても返せるわけだ。

ということで、

積極的には返品できるとは言わないけど、言えば結構快くやってくれる。だって、卸さんとしてはメーカーに返すだけなので懐は傷まないですからね。

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