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市販薬

プラスチベースやプロペトと同じ市販薬はあるの?

こんにちはジム子です。

今回は、プロペトとプラスチベースと同じ成分の市販薬を紹介します。

プラスチベースというのは流動パラフィンにゲル化剤をくわえて軟膏テイストにしたもの。プロペトは純度の高いワセリンです。

どちらも保湿剤として使います。

肌の外側を油のようなものでコーティングして乾燥や外部刺激から守ってくれます。

個人的には「プラスチベース」の方が好きです。すごく伸びがいいので、少量で広い範囲を塗ることができます。皮膚の外側をうすくコーティングしてくれるためベトベト感がワセリンよりもずっとすくい。というよりは、皮膚に馴染んでテカテカなくなって、しっとり感だけ残る感じ。

私は、リップクリームとして使っていますが、ワセリンよりもとれにくく、長持ちします。そして、どのリップクリームよりプルプルになります。これは1回試した人じゃないんとわかんない、新感覚です。

プラスチベースと同じ市販薬はこちらです。

「流動パラフィン+ポリエチレン」なのでプラスチベースと同じですね。

もうちょっと詳しく解説します。

プロペトと同じ市販薬

プロペトって商品名で販売されているからまったく同じものですね。

市販薬と医療用を区別するために名前は「プロペトホーム」になっています。赤ちゃんの保湿剤に使ってもよし、顔にも使ってもよし、リップクリームとして唇に使ってもよし。

ただし、顔に使うときは油なのでかなりテカテカします。あとプロペトで油コーティングしたあとファンデーションとかすると悲惨なことになりますので注意。

もしも顔に使うなら使う順番は、

化粧水 → 乳液 → プロペトの順番です。油だから最後に水分が蒸発しないように閉じ込めるため最後につかいます。

これと一緒にメイクもしたいとなると困ってしまいます。プロペトぬってしばらく経って馴染んできたらチャレンジしてみるのもいいとおもいます。

あんまりこすって擦り込むのは肌に刺激になるので厳禁です。

とにかく入浴後直後に使うのが効果的30秒以内とかよく言われるけど早ければ早い方がいい。

プロペトについて

とにかく純度の高い白色ワセリンです。

白色ワセリンは石油などの鉱物油から精製されます。純度が低い鉱物油は、不純物によって光や空気、熱などで化学変化を起すことで肌に悪影響を与えるおそれがあります。

その不純物を極力排除したのがプロペトです。高級白色ワセリンともいいます。普通の白色ワセリンでも十分いいものなんだけど、こちらの方がよりアトピーや敏感肌の方にも安心して使うことができます。

白色ワセリンは不思議な事に純度が高くなると柔らかくなります。白色ワセリンは固いけどプロペトはフニャフニャしてます。

さらに、純度が高いとされているのがサンホワイトです。こちらは医療用ではなく市販品のみですね。

プロペトホームが100gで1000円くらいなのに対して、サンホワイトは50gで1000円くらいです。純度に応じて価格が違ってくるのは仕方ないので、自分に必要な純度がどれくらいなのかを確認しながら選んでいくとイイでしょう。

あんまり気にしないならベビーワセリンで十分です。

プラスチベースと同じ市販薬

プラスチベースって商品名では販売されていないようですね。 同じプラスティベースを主剤とした商品としてプラステラがおすすめです。

クリックして見てもらえばわかるけどアマゾンの商品画像でプラスティベースとワセリンの比較していますね。

イラストは手につかっていますが全身につかうことができます。

顔でも、目元でも、唇にリップクリームとしても、赤ちゃんの保湿剤にもつかえます。プラスチベースの主成分はベビーオイルと同じ流動パラフィンですからね。

無香料、無着色でもちろんパラベンフリーです。

プラスチベースの特徴

ワセリンと比べると温度変化に強くて、伸びが良いのが特徴です。

チューブから取り出すとスゴくやわらかいのがわかります。軟膏というよりは液体にちかい見た目で、とにかく伸びがいいです。

ホントに少量ですごくのびるのでとても経済的です。

温度変化に強いので唇にぬってもデロデロになってすぐに剥がれてしまうということはありません。個人的にはリップクリームとしてつかうならワセリンよりも断然プラスチベースです。

はじめてプラスチベースと出会ったのは耳鼻科で鼻の中の保湿剤としてもらったのがきっかけです。鼻のなかにプロペトぬるとすぐに溶けて効きがなくなってしまうのですが、その点で温度変化に強いプラスチベースは溶けることがないので効き目が持続します。

プラスチベースの主成分である流動パラフィンはそのままでは液体なので、そこにゲル化剤であるポリエチレン樹脂を混ぜて軟膏みたいにしています。

プラスチベース

流動パラフィン:95%
ポリエチレン樹脂:5%

疎水性の軟膏なのでクリームよりは洗い落としにくいが、ワセリンよりは水で流しやすいです。もちろんハンドクリームとしてつかってかまわないのですが、水仕事が多い人がハンドクリームとして使うなら次で紹介するモイスポリアがおすすめです。

元ドラッグストア店員の私のお気に入りのハンドクリーム

私の一押し商品はこちらのモイスポリアです。ドラッグストアやamazonで購入できます。

ドラッグストアで働いていた頃から薬剤師さんのおすすめで使っていました。店舗での評判がよくってスタッフ一同で共有して使っていた商品です。

通常のハンドクリームよりも落ちにくいので効き目が長持ちするのが特徴で仕事中にハンドクリームの塗り直しがあまり出来ないような人に特にお薦めです。

コンセプトは透明手袋で外敵からバリアーです。使い方は、お仕事前にハンドクリームのように乾いた手全体に刷り込むだけです。水やお湯に溶けずらく仕事中にヌルヌルしません。そして、無色無臭で塗った手で食品を扱っても大丈夫。効果は4~5時間つづくので、休憩時間のタイミングで塗り直せば効き目は持続します。

昔働いていたドラッグストアはダンボール扱う仕事が多くって、ダンボールは触ったところから水分と油分を吸収して指がガサガサになるのですが、こちらを使い始めてからそれが全然なくなりました。見えないベールで守ってくれているわけです。

ワセリンと似たような質感なのですがワセリンよりもべたつかず少量を手にすり込むことで違和感なく馴染んで水をはじいてくれます。そしてワセリンよりも効き目が持続するので、普段はワセリンという人は一度こちらをためしてみて欲しい。以前はドラッグストアで購入できたけどこないだいったら売ってなかった。あんまり人気無いのかな?

特にこんな方にオススメです。

一日に何回も手を洗う方、洗車、清掃作業、洗い場仕事、倉庫出品作業、お湯をよく使う方、洗剤をよく使う方、油仕事をする方、紙・ダンボール・布などを扱う方、手足の荒れる方

これ塗った後食品を扱うこともできるので、水仕事の多い調理場担当スタッフとか、あと花屋さんにも好評です。手荒れ予防にはこれが一番のオススメ商品です。

手荒れ・あかぎれになってしまったらステロイド系の軟膏がよく効きます。

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