市販薬

医者が処方する目薬と同じ市販薬はあるのか?

更新日:

病院でもらう目薬を市販薬に置き換えられたらいいとおもいませんか?病院へ行くてまがなくなります。今回は、病院でもらう目薬の特徴と対応する市販薬がないかどうかをまとめてみます。

スポンサーリンク

パタノール・リボスチン・アレジオン・インタールと同じ成分の市販薬はあるの?

パタノール点眼 → なし
リボスチン点眼 → なし
アレジオン点眼 → なし
リザベン点眼 → あり
ザジテン点眼 → あり
リザベン点眼 → あり
インタール点眼 → あり

抗アレルギー薬は花粉症の時に大活躍するお薬ですね。アレルギーの症状を抑えて花粉症のつらいかゆみを和らげてくれます。

抗アレルギー薬のトップスリーは「パタノール・リボスチン・アレジオン」ってとこでしょう。

パタノールの有効成分であるオロパタジンは内服薬のアレロック錠につかわれているものと同じです。アレジオン点眼は有効成分エピナスチンなので、内服薬アレジオン錠に使われているものと同じです。リボスチン点眼はレボカバスチンですがこちらの飲み薬はないので点鼻薬と点眼薬のみになります。

どれも効き目は大差がないとおもうので、価格が安いものがオススメです。個人的にはリボスチンのジェネリックであるレボカバスチンがいいとおもいます。パタノールやアレジオンはまだジェネリック出ていません。

すごく個人的な感想なので戯言だと思っていただきたいがインタール・リザベン・ゼペリンとかのケミカルメディエーター遊離抑制薬って効くの?OTCになってくれましたが、なぜ抗ヒスタミン薬ではなくケミカルメディエーター有利抑制薬の方なのでしょうか。

パタノール・リボスチン・アレジオン」が市販薬になることによる危険性ってなんでしょうね?ただの眼科医の既得権益保護のために手放さないだけに思います。アレルギーの目薬は眼科医だけでなく内科・皮膚科・耳鼻科が花粉症のシーズン中にはテキトーに処方してますよね。

アレジオン点眼薬だけずば抜けて高いのですが、高い割にそこまでメリットがあるとはおもえない。

市販の目薬で使われているアレルギーの成分ってほんとに限られていて病院の目薬と同じ成分のものって探してもほとんどありません。

市販の痒み止めとして使われている成分

クロルフェニラミンマレイン酸塩
クロモグリク酸ナトリウム
ケトチフェン
アシタザノラスト水和物
トラニラスト

この5種類だけです。クロモグリク酸ナトリウムはインタール点眼液に、ケトチフェンはザジテン点眼に、アシタザノラストはゼペリン点眼液に、トラニラストはリザベン点眼に使われている成分ですね。

クロルフェニラミンを含む目薬は医療用ではほとんど使われていませんが、市販薬においてかゆみの成分といえばクロルフェニラミンマレイン酸になります。

ということで、

病院でもらう花粉症の有名ドコロの目薬はほとんど市販薬では購入できません。ココらへんは眼科の専売特許で既得権益です。なかなかOTC化は許可されないでしょう。

パタノール点眼液だけでなく「リボスチン・レボカバスチン・アレギサール・アレジオン・リザベン・アイビナール」なんかも市販薬で同じ成分のものは購入できません。

パタノールやアレジオンは第2世代の抗ヒスタミン薬の点眼だから、同じ第2世代抗ヒスタミン薬の市販品ではザジテン点眼薬がありますね。

目薬って点眼したことによるすっきり感でなにつかってもかゆみに効く気がしてしまうから、どれがいいのかってのが比較しづらい。正直、わたしは痒いときでもなんでもとりあえず人工涙液ソフトサンティア使ってる、冷蔵庫にいれて冷しておくと冷たさがよりかゆみを軽減してくれる。

いろんな点眼薬つかったけど、かゆみを一番改善してくれたのは「アイボン」ですかね。あれはスカッとして、気持ちいいですが眼科医からはあんまり評判はよくないみたいですけどね。

花粉症シーズン中に一時的につかうならいいのではないでしょうか。アイボンシリーズはアレルギー用を選択しなくてどれもマレイン酸クロルフェニラミンがつかわれているので「かゆみ」に効果があります。

おすすめってわけではないが、トラニラストの点眼液(ロートアルガードプレテクト)、アシタザノラスト水和物(アイフリーコーワAL)も抗アレルギー薬のスイッチOTCですね。

当然ながら、これらの薬よりも強いステロイドの点眼薬は扱われていません。

関連記事:目の周りに塗れる眼軟膏のような市販薬はある?

フルメトロンやオドメールやリンデロンのようなステロイド点眼液は市販薬にあるのか?

ありません。

アレルギー薬ですらほとんど種類がないのにそれより強力なステロイドの薬は市販されていないのです。

フルメトロンもオドメールもどちらも有効成分フルオロメトロンを含有する目薬。

ステロイドは強力にかゆみを改善するのと、合わせて炎症も抑えてくれます。花粉症の重症の方には、アレルギーの点眼薬に加えて、ひどい時にはステロイド点眼薬を併用します。

症状が落ち着いている時は使いすぎずアレルギー薬だけで様子を見るべきでひどい時に頓用に使うのが一般的です。

ステロイドは長期使用にはいくつかの副作用が懸念されるので使用は最低限に留めるべきなんです。たとえば、眼圧上昇(ステロイド緑内障)、白内障のリスクUP(ステロイド白内障)、あとは細菌や真菌への抵抗力DOWNなんかがあげられる。

ステロイド点眼薬は医師が様子を見ながら使用するぶんにはとても有用な目薬なんだけど、市販薬だとよく効くからとダラダラと連用してしまうおそれがある。最近では、眼科医だけでなく内科の医師でもフルメトロン(オドメール)使ったりするけど、イケイケだなとおもう。

関連記事:ステロイド点眼薬の強さを比較

ヒアレイン点眼薬(ティアバランス点眼液)と同じ市販薬は?

残念ながら同等の効果が期待できるものはありません。

現在はありませんが、近々スイッチOTCとして登場します。たぶん要指導薬だから購入めんどくさいです。

成分的にいうとヒアルロン酸ナトリウムを含有する目薬のことですね。医療用だとヒアレイン点眼薬・ティアバランス点眼薬が該当しますね。

どちらも成分量0.1%と0.3%のものが存在し、濃度の高いものの方がとろみがあって効果的だと言えます。

市販の目薬にもヒアルロン酸ナトリウムを含有するものはあるのだが、有効成分としてつかっているのではなく、液にとろみを付けるための添加剤(粘稠剤)として使われているに過ぎないので医療用のものよりも少量でありとても同等の効果を期待することはできない。

ちなみに、ティアバランスはヒアレインのジェネリック医薬品です。ヒアレインより値段が安いだけでなく指し心地も改善してあるそうです。

ヒアルロン酸を含む製剤はドライアイに一番多く使われる目薬だと思う。

このヒアルロン酸の目薬って、眼科の門前だとものすごく頻繁に処方されています。今は、コンタクトレンズやスマホなんかで、目を酷使する人が多く目が乾くのです。用途がドライアイということなので、気軽にもらいに来る方多いんだけど、実は、ドライアイの目薬って意外と高いんです。

ヒアレイン点眼液の薬価は、0.1%で1本431円、0.3%で1本617.9円。

ただ、ジェネリックだと意外とリーズナブルになります。

ジェネリックって世間では先発品よりも粗悪品的なイメージがありますけど、そんなことは決してない。逆に、有効成分は同じであれば、添加剤は変えることができるの添加剤フリーにしたりと頑張っている。

目薬は清潔に使用するために防腐剤が使われている。例えば、塩化ベンザルコニウム・ソルビン酸カリウム・パラベンなどが防腐剤に該当する。これらを含まないヒアレイン点眼液として、ヒアルロン酸ナトリウムPF点眼液0.1%「日点」というものがある。

このPFってのはPreservative Free(防腐剤無添加)の頭文字です。

容器デザインに工夫があって、防腐剤を服用にした画期的なデザインだそうです。その容器というのがPFデラミ容器Rはだそうですね。詳しい説明と構造はコチラのサイトで確認できます。

外部リンク:日本点眼薬研究所NittenPFデラミ容器とは

あと、ヒアレインもティアバランスも1回使いきりタイプがでているので、これも防腐剤フリーですね。ただし高いし、通常軽度のドライアイには使用しません。

ジクアス点眼液と同じ市販薬はあるのか?

残念ながらありません。

ジクアスは有効成分ジクアホソルナトリウムを含有する点眼液です。主な使用用途はドライアイですね。
比較的新しい成分で、以前はドライアイといったらヒアルロン酸とコンドロイチンくらいしか選択肢がなかったんだけど、ジクアスルホンサンナトリウムの登場で選択肢が増えました。

ドライアイがひどい場合はヒアルロン酸ナトリウム点眼液と一緒に使うこともあります。そんな新しいお薬だから、まだ市販薬の成分としては認められていないのです。

せっかくなので特徴を簡単に説明します。

ヒアルロン酸の使用目的は主に角膜保護です。角膜を保護して涙の蒸発を防いでくれるわけだ。こちらのジクアスは涙の質を良くしてくれると言われている。質を良くするとは、涙の出を良くしたりとか涙のとろみ成分ムチンの量を増やしたりすることだ。

詳しく言うと、結膜から水分とムチンの分泌を促進してくれます。水分を増やしてくれるだけじゃなくて、分泌型ムチンも増やしてくれるので液層が安定化されて、涙の質も改善してくれるわけです。また脂質分泌も促進して油層の機能を高める可能性があるともいわれています。

点眼直後にしみる場合があるけどほとんどの場合は点眼を続けていると気にならなくなります。

ムコスタ点眼液と同じ市販薬はあるのか?

残念ながらありません。

ムコスタ点眼液は有効成分レバミピドの点眼液です。

ムコスタは目薬よりも胃薬の方が有名ですね。ムコスタ点眼液は最近発売された新しい薬です。ジクアスが発売してからまもなくしてから発売されました。

いままでヒアルロン酸くらいしか選択肢がなかったけど、これで一気に選択肢が3種類に増えたわけです。

これも新しいタイプの目薬だからまだ大衆薬としては出回っていません。ついでに、胃薬としてのレバミピドもまだ大衆薬になっていないです。

胃薬のレバミピド(ムコスタ錠)は胃粘膜のムチンを増加させて胃粘膜保護作用を期待して胃炎や胃潰瘍治療薬として使われています。ムチンに働きかけるわけです。

点眼薬も同じで、このレバミピドを点眼すると膜型ムチンを増やす働きが期待されていて、膜型ムチンが増えると、分泌型ムチンも増えます。分泌型ムチンが増えるのでジクアス点眼液同様に涙の質を改善してくれるわけです。

このムコスタ点眼液は、白い懸濁液で点眼後視界が曇ることがあります。また眼のふちに白い結晶が残ることがあります。また、眼から喉に流れてしまうと苦味を感じます。

ムコスタ錠を舐めて使用したことがあるのでわかるがとてつもなく苦い。レバミピド自体が苦いからこれはどうしようもない。点眼後にしばらく目頭を押さえとくと目頭から鼻へ液が流れるのを防いでくれます。鼻に抜けなければ苦味は感じません。

ヒアルロン酸ナトリウムは刺し心地がいいので人気があるが効果としてはジクアスやムコスタの方が期待できます。

また、ヒアルロン酸ナトリウム+ジクアス+ムコスタを併用することもありますね。

サンコバ点眼やソフティア点眼と同じ市販薬はあるのか?

同じ成分を含有するものはあるが同じものはありません。

サンコバ点眼薬は、有効成分シアノコバラミンを含有する目薬です。ソフティアはサンコバのジェネリック医薬品なので基本的には同じものです。

シアノコバラミンはいわゆるビタミンB12です。ビタミンB12は、目のピント調節をする筋肉の働き助けてくれるので疲れ目の治療によく用いられます。

シアノコバラミンの特徴はなんといってもこの赤い色です。赤い色した目薬にはだいたいこのシアノコバラミンが含まれています。赤い色した目薬って市販薬にたくさんありますよね?

ただ、市販の目薬は、疲れ目だけでなく、充血、痒み、疲れ目、ドライアイなど色々な症状に効くように作られており何種類もの有効成分を含んでいます。

サンコバ点眼薬の有効成分は1種類だけなので、これと同じものを探しても他の成分が邪魔になり同じものは見つかりません。いくつか成分が入っていてもかまわないのであれば赤い色した目薬をお探し下さい。

ただし、避けたいのが血管収縮剤です。

血管収縮剤は、目の充血を速やかにとってくれる成分なのですが毛細血管を無理やり収縮させることで目立たないようにしてくれるだけです。一時的に充血を改善してくれますが、連用すると逆に副作用で充血がひどくなってしまうことがあります。

なので、サンコバ点眼薬のように長期で使用するような点眼薬の代替品としては不適切です。

血管収縮剤がただちに悪いというわけではないのですが、長期使用が前提であり、充血が内容だったら、血管収縮剤は不必要なものだと思います。ちなみに、塩酸ナファゾリン、塩酸テトラヒドロゾリン、塩酸フェニレフリンが血管収縮剤に該当します。

血管収縮剤を含まない赤色の目薬も紹介しておきます。

ソフトサンティアのシリーズですね。防腐剤無添加で使いきりタイプになっています。

カリーユニ点眼液と同じ市販薬はあるのか?

以前はあったけど今はない

カリーユニ点眼薬は、有効成分ピレノキシンが含まれる白内障の予防の目薬で、おもに白内障の進行を遅らせる目的で使用されます。

白内障とは、目のレンズが白く濁ってくる病気で、ほとんどが加齢とともに進行していき、レンズに光がよく通らなくなるので、物がぼやけて見えるようになります。

カリーユニ点眼薬は、水晶体(レンズ)が白く濁っていくのを抑えて白内障の進行を遅らせてくれます。あくまでも、進行を遅らせることが目的であり一度白くなってしまったレンズを透明に戻すものではありません。

一度白くなってしまったレンズを、戻す方法は手術しかない。カリーユニ点眼の使用を開始すると予防が必要であるかぎり継続しなければなりません。

そこで、いちいち医者にかかるのが、面倒という方が多く、販売してくれないかという要望の多いお薬です。

実は、少し前まで、このカリーユニと同じピレノキシンを含有するカタリンK点眼薬というお薬がドラッグストアなんかで市販されていました。

しかし、2009年の薬事法改定により、ドラッグストアでは販売できなくなり、いまでは処方箋がなくては購入することが出来ません。

残念ながら、このカタリン以外に市販の白内障のお薬はないのでカリーユニ点眼薬と同じような市販薬はありません。

タリビット、クラビット、オゼックス、ガチフロ、ベガモックス点眼液と同じ市販薬は?

ありません。

どれも広域スペクトルをもつ抗菌目薬ですね。ものもらいとか結膜炎になるとよく処方される目薬です。抗生物質の中でもこれらは全てニューキノロン系というカテゴリの抗菌剤で、様々な種類の菌に幅広く効き目があります。どれも似たような薬で明確な使い分けはありません。

成分
タリビット:オフロキサシン
クラビット:レボフロキサシン
オゼックス:トスフロキサシン
ガチフロ:ガチフロキサシン
ベガモックス:モキシフロキサシン

使い分け
タリビットとクラビットは名前が似てますよね。これは最初はタリビットだけだったんだけど、このタリビットを改良してよりよく効くように改良したのがクラビット点眼液です。クラビットの方が改良版だからよく効くはずなんだけど、それでもタリビットもまだまだ現役で処方されている弱めの抗菌剤を使用したいってときにタリビット使いますね。あと特徴的なのはオゼックス点眼液これは小児の適用を取得したニューキノロン系なので小児によく使用されますね。小児はほとんどの場合会計がないからいいんだけど、オゼックス点眼液は高いです。抗菌点眼薬はいろいろあるから、とりあえず使ってみて、あまり効き目がなかったら変えてみるって使い方が多いんだど、最終的にいきつくのがベガモックスです。これが一番強いと言われてますね。

抗生剤を使うわけ
結膜炎やものもらいに抗菌薬を使うわけ。目にバイキンが入ってしまったから腫れたり、目やにがでるのだから、抗菌剤は当然効果的なように思える。しかし、実は結膜炎の原因のほとんどはウイルス性のものと言われていて、たとえば流行性結膜炎(はやり目)の原因はアデノウイルスです。

抗生物質は、細菌に対して効果を示すものであり、ウイルスに対しては全く効果はない。

だから、ウイルス疾患には使っても意味無いように思える。なぜ使うのでしょうか?

それは風邪の原因はウイルスであるのに抗生物質を飲むのと一緒です。ウイルスに感染していると、細菌に対しての抵抗力が弱くなる、またウイルス性結膜炎では角膜がウイルスにより炎症を起こしているので細菌感染を起こしやすい状態なのだ。つまり、2次感染を起こしやすい状態ということですね。この二次感染予防のために抗菌剤を用いるのです。

他の種類の抗菌剤

抗菌目薬のほとんどがニューキノロン系なんだけど、いくつか違う種類のものも紹介する。

ニューキノロン系にアレルギーがある場合なんかに使用できる。

有効成分
エコリシン点眼液:エリスロマイシンラクトビオン酸塩コリスチンメタンスルホン酸ナトリウム
ベストロン点眼液:セフメノキシム
トブラシン点眼液:トブラマイシン

エコリシンはマクロライド系で、ベストロンはセフェム系で、トブラシンはアミノグリコシド系抗生物質です。

市販の抗菌薬

いま眼科で主流になっているのは上記の抗菌目薬ですが、市販の目薬はまた違ったタイプの抗生剤で、古くから使われているサルファ剤ってタイプの抗生剤です。正直、病院の目薬でサルファ系の抗菌目薬は思い当たるものがない。

しかし、なぜか市販の目薬はサルファ系使うんですよね。サルファ剤にアレルギーがある人もいるので市販の点眼薬使用の際は気をつけましょう。

有効成分であるスルファメトキサゾールナトリウムがサルファ剤という抗菌薬です。市販の抗菌目薬は全てこの成分が入っていますのでサルファ剤にアレルギーのある方はご注意ください。

ものもらいの目薬は長期に使用するものではないので小分けのものが使いやすいです。また細菌により炎症をおこして敏感になった結膜に防腐剤無添加というのもポイントです。これは小さなお子さんから使える。はやり目や結膜炎やものもらいに常備しとくと便利です。

ブロナック点眼、ニフラン点眼、ジクロード、ネバナックと同じ成分の市販薬はあるのか?

ニフラン点眼薬と同じ成分を含む点眼薬はあります。

有効成分
ブロナック点眼薬:ブロムフェナク
ニフラン点眼薬:プラノプロフェン
ジクロード:ジクロフェナク
ネバナック:ネパフェナク

これらの目薬はNSAIDsとうカテゴリーの薬で消炎効果のある目薬です。この中でジクロードとネバナックは白内障手術の術前術後に用いられます。炎症を抑える効果と術後の予後を改善してくれます。

ジクロードに配合されているジクロフェナクは飲み薬のボルタレン錠やシップのボルタレンテープにも使われています。痛みを抑えるだけじゃなく炎症を抑える効果もあるんです。

炎症を抑えるということで、これが市販薬にあれば使い勝手がいいですよね。実は、ニフラン点眼薬に使われているプラノプロフェンという成分はOTCになっています。

花粉症の目薬にしばしば配合されることがあり、かゆくて目を擦ってしまうと、目は炎症を起こしてしまいます。その炎症を和らげる成分として配合されているのです。

花粉症の目薬って安いものだと300円くらいで、高いものだと1500円程度します。この違いは痒み止め以外に消炎効果のあるプラノプロフェンが含まれているかによるところが大きい。

純粋にプラノプロフェンのみを有効成分とする点眼薬もありますね。

純粋なプラノプロフェンだけの目薬の用途は「涙目、異物感、充血、目のかゆみ」にだそうです。

目薬の豆知識

せっかくなのでうんちく紹介。

卵アレルギーに禁忌の目薬

医療用だとムコゾーム点眼液が有効成分リゾチームで卵アレルギーがある方には注意が必要です。実は、一般薬でもこの塩化リゾチームを含有する目薬が発売されており、同様に卵アレルギーの方への使用には注意が必要なものがある、有名な商品としてアスパラ目薬Lってのがある。

様々な成分が複合で入っているのだがその中にリゾチームが含まれている。炎症を抑える成分として配合されていますね。

市販の目薬について

市販の目薬って実はあんまり種類ないんです。

大雑把に分類すると「かゆみの目薬、ドライアイの目薬、疲れ目の目薬、ものもらいの目薬」これしかない。

ほとんどの目薬がこの4種類に分類されます。よく考えたらセルフメディケーションで対応できる眼の症状って行ったらこれくらいですよね?

市販で対応できるのはこれくらいでしかないんです。これ以外の症状、例えば、目やに、眼痛、角膜に傷、視野の歪み、出血なんかはすぐに病院へ行きましょう。

点眼薬は1本で何滴つかえるの?

薬剤師なら当然に知っていますが、一般の方にはあまり馴染みがないのではないでしょうか?

目薬は1滴は0.05mLと言われています。

医療用の目薬はほとんど1本5mLだから100滴使えるといえますね。

1本5mLの目薬を1日3回両目に使ったら、だいたい17日ぶんになります。

なかには容器の半分くらいまでしか液体が入っていない1本2.5mLの目薬があるんだけど、2.5mLの目薬の特徴はどれも1日1回タイプのものです。1日1回だと5mLを使い切るのにだいたい2ヶ月かかります。目薬の使用期限は開封後1ヶ月が目安になるので、1ヶ月で使いきれる量として1本2.5mLになってるのです。

病院の目薬と市販の目薬は使用期限が違う?

薬局でお渡しする医療用の目薬は、特別に期限が設定されていない限りは開封後1ヶ月を目安にご使用いただくようにお願いしています。

ほとんどの目薬は1本5mlです。おおよそ100滴使えるので1日2~3回つかっていれば1ヶ月以内に使いきれる量です。

市販の目薬のほとんどが1本10ml以上あり、なかには1本20mlの大容量タイプのモノもあります。

さすが、20mlは1ヶ月では使えませんね。

なので、市販の点眼薬の開封後の期限は長めに設定されています。

参天HPに市販薬の開封後の使用目安が記載されていました。

一般用目薬は開封してからどれぐらいもちますか?
開封してからの保管状況や使用状況が目薬の使用者でさまざまなため、一概にはいえませんが、一般用目薬は3カ月を目安にご使用ください。開封して使い始めた目薬を使用する場合は、必ず使用前ににごりや浮遊物などがないことを確かめてください。浮遊物など液に変化が認められた場合には使用しないようにしてください。
Santen Q&A(よくあるご質問):外部リンク

一概には言えないようですが、市販薬の目薬の開封後の使用目安は3ヶ月と概ね長めに設定されているのです。

目薬その他

濁っている目薬すべて言えますか?

薬局の服薬指導では濁っている目薬は振って使ってくださいと説明しなければならないので、覚えとかないと恥ずかしいのです。

フルメトロン、リボスチン、オドメール、ムコスタ、レボカバスチン、カリーユニ

冷蔵庫保存してはいけない目薬がある?

リザベンという目薬は冷蔵庫で保存すると結晶が析出してしまうので常温保管が原則です。誤って結晶が析出したとしても、常温に戻せばまた溶けるので使えます。

-市販薬

Copyright© 調剤薬局事務の仕事 , 2017 All Rights Reserved Powered by AFFINGER4.