ブラック薬局シリーズの第5弾をご投稿いただきました。
今回もダメ薬剤師ですが、労働環境の情報が少ないのでブラックかどうかの判定は見送りです。みなさんでご判断をお願いします。
どうでしょう?こんな薬剤師?
以下寄稿
①薬剤師が暇を持て余している
私の勤めている薬局は、月に処方箋1000枚程度です。
門前の処方がほとんどです。薬剤師は常に2人+パートさんが1人、事務は私1人です。常勤の2人は残業が大好きなので、自分の仕事を絶対にパートさんにはやらせません。
その結果、パートさんはやることがなく、ぼーっとしている状態。今は私のお手伝いとして雑務をしてくれることが多いです。
正直人件費を考えるともったいないなと思います。
経費削減を唱えるより、先に薬剤師の仕事の配分などを考えるべきではと思ってしまいます。
②投薬ミスをしても気づかなかったことに
常にいる2人の薬剤師は割と仲が良く結託しています。
以前に患者さんに薬を規格違いで渡してしまい、1ヶ月近く経った後に判明したことがありました。(その時は在庫が狂っていたのでわかりました。)
私はどうするんだろうと見ていたところ、2人は「気がつかなかったことにして、もし患者さんから言われたらそこで気づいたことにしよう!」という話になっていました。(その時のお薬はイフェンプロジル酒石酸塩錠でした。10mg処方を20mgで出しました)
私はそれを聞いたとき衝撃でしたが、何も言えず。結局そのままになってしまいました。
2人は別に多く飲んだからって害はないからと言っていましたが、納得いかなかったです。
③プライベートな情報がすぐに漏れる
薬局の中心部分はほぼ身内で経営しており、入ってくる人も従業員の紹介が多いです。
そのためか分かりませんが、プライベートな情報がすぐに全体に広がります(笑)
あの人はバツイチだの、若い彼女がいるだの、どんな持病があるだの・・・。それが本人の知らないうちにいつの間にか皆知っているということが多いんです。恐ろしいなと思います。
いつも1人で事務をしているので、??と思うことも言えずもやもしているので、この場で話せてスッキリしています。
ありがとうございます!
以上
見出しに数字が振ってあるので順番に振り返ってみます。ちょっと情報がすくないので妄想でいろいろ書きますね。
①薬剤師が暇を持て余している
ヒマを持て余しているにも関わらず残業しているとか意味不明です。残業代が欲しいのかな?
まず、1000枚という枚数でほぼ門前からの応需ということなので、大学病院門前みたいな特殊な場合ではない限りは苦になる枚数ではないでしょう。
開局日数にもよりますが、3人薬剤師がいるということで、基本は2人薬剤師体制ということになるでしょう。
25日営業(週6日)で1日40枚、20日営業(週5日)で1日50枚になります。となると、これを2人でやると1人当たり20~25枚になります。とうてい残業するような数字ではないです。
これで残業が発生しているのであれば無能判定して間違いないでしょう。業務時間内でやりくりしているならパートさんに仕事を振らないのは自由だとおもいますが、勤務超過しているなら話は別です。
この場合の残業代は会社にとってムダな出費でしかない。
そもそも月1000枚程度では経営が苦しいでしょうに、これを容認している社長の考えがまたわかりません。放任主義でしょうか。言えないのでしょうか。
社長がそういう考えなら仕方ないけど、
あきらかな業務改善ができる余地があるにも関わらず、ムダな残業を繰り返す薬剤師って、会社のために何かしようとういつもりはない。給料をもらうために目の前にある仕事を片付けているだけです。
残業も楽してお金が稼げる手段とでも思っているのでしょう。
コスト感覚のない薬剤師は、どこまでいってもかわりません。ちょっと厳しくするとブーブーいうたぐいの輩です。正直、パート無しで二人で頑張って欲しいような枚数ですが、かといってパートがいないと"辞める"とか"無理"とかいいだします。
こういう文句ばっかりのやからはさっさと辞めてもらうのが一番なんですが、薬局の人手不足はわりと深刻ですからね。社長もなにもいえないのかもしれない。
という妄想でした。
②投薬ミスをしても気づかなかったことに
見て見ぬふりは一番ラクですよね。その場よければ全て良しみたいな感じです。プライベートだったら全然いいんだけど、業務中で仮にも人の命に関わるような仕事をしているのだから、これはないですよね。
この社員のどちらかは管理薬剤師でしょうに。立場ある人が責任から逃げたらダメです。とくに、下の方々がそれを見ているのであれば、なおさら威厳を示さないと。
ちゃんとした対応をとれば、それを手本として下の人達もおなじ行動をします。また逆もしかりですよね。薬局長がそれでいいなら、私達もそれでいいやっ、となります。
うちの薬局では、薬剤師が"お薬手帳シール"や"領収書"などを渡し忘れなど些細なことであっても必ず電話するなり何らかのアクションを起こします。そして、過誤の報告書を書いて共有します。
これは忙しい薬局長も例外なく報告書の記載をします。薬局長を手本として、全員にそれが当たり前という原則になっているので、有事の際にも同じような対応がとれます。
たぶん普段からテキトーなんじゃないかな。まぁ、ようはこの管理者は管理者失格ってことです。
すべて妄想ですけどね。
もうだいぶ前の事件になりますが、ウブレチド錠をマグミット錠と間違って2700錠分を患者に交付し、死亡事故に至ったという痛ましい事故がありました。このときに調剤した薬局は我が身可愛さに気づいた時点でアクションを起こしませんでした。つまり、どこにも報告せずに隠蔽しようとしたのです。その結果、薬局は気づいていたにも関わらず患者は間違った薬を服用し続けてしまいました。
もはや殺人に近いことだと思います。過誤の規模違えど連絡しないということはこれと同じことを繰り返そうとしているってことですからね。
参考:埼玉県薬剤師会会長が調剤ミスで書類送検? – くすりの勉強
③プライベートな情報がすぐに漏れる
薬局内のプライベートなことだけじゃなくって、患者の悪口を調剤室でペラペラと喋る薬剤師いますよね。
あれって、暇だから患者を話しのタネにしてひまつぶしてるんだけど、品がないですよね。
くだらないこと喋ってないでさっさと仕事して残業を辞めてもらいたいものです。
おわり
なんか言いたい放題行ってしまったような気がするし、もはや感想でもなんでもないただの持論です。
すみません。
事務員であれ薬剤師であれ、もうひとつの会社で働き続けなければいけない時代ではありません。事務員なんてただでさえ安い給料でこき使われているんだから、さらに、人間関係ストレスとかいうオプションはいりません。
アンテナを広く貼っていつでも転職できる準備をしといたほうがいい。薬局事務やってると医療事務の求人でも感触いいです。
薬剤師の転職はもう天国モードですね。転職したら逆に現金プレゼントしてくれるくらいです。
薬剤師の転職はべつのページでまとめてあるのでよかったら見て下さい。