病院でもらう整腸剤とおなじものが市販薬で購入できたらいいとおもいませんか?
今回は、病院で処方される整腸剤と同じものがないのかひたすら調べてみました。で、わかったのが、病院でもらう整腸剤と同じものが入ってる商品はあります。
胃腸炎で苦しい思いをしながら病院へいったら処方されたものは「整腸薬」だけって、経験したことないですか?胃腸炎の場合はわるいものはだしたほうがいいから、むやみに下痢止めはつかいません。
抗生物質も、血便とかよっぽどのことがない限りは必要ありません。だから、整腸剤だけのシンプルな処方に落ち着くんです。苦しい思いをしながら「整腸薬」もらいにいくなら、ドラッグストアで購入するのも一つの手です。
ちなみに、ビオフェルミン細粒など一部の整腸剤は「医薬部外品」なのでコンビニでも売ってたりします。
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ビオスリー錠やビオスリー散と同じ成分の市販薬
個人的に一番すきな整腸剤なのでトップバッターです。ビオスリーOD錠はいつもお家に常備してあります。ビオスリーは粉・錠剤・口腔内崩壊錠と3種類あります。
オススメは口腔内崩壊錠です。普通錠よりもずっとサイズが小さくて水なしでもいつでも飲むことができます。このOD錠はほんのりと甘くラムネ感覚でのめるから、うちの子達はよろこんで服用します。むしろご褒美みたいな。*医師から処方してもらってます。
このビオスリー配合錠やビオスリー配合散は名前に「配合」とはいっているので複数の菌がミックスされたお薬なんです。名前の由来を見るとわかりやすい。
ビオスリーの名称由来は"「ビオ(BIO-)」は〔生命〕を意味する接頭語であり、ビオスリーの〔活性菌〕を表す。「スリー(THREE)」はその活性菌が〔三種〕含有されていることを意味する。"です。
ビオスリーの"スリー"は"3"のことだったんです!!さて内容もみてみましょう。
ビオスリー配合散:1g 中
ラクトミン 10mg
酪酸菌 50mg
糖化菌 50mg
ビオスリー配合錠・ビオスリー配合OD錠:1錠中
ラクトミン 2mg
酪酸菌 10mg
糖化菌 10mg
3種類の菌がたっぷりと入っています。ラクトミン(乳酸菌)・酪酸菌・糖化菌と3種類はそれぞれ得意分野が違い、それぞれの役割をいかして小腸から大腸まだ幅広く作用が期待できます。
整腸剤でどれにしようか悩んだときは「ビオスリー」がおすすめです。なぜなら3種類の菌がはいっていて、幅広く効果が期待できるからです。*大事なことは2回言う。
このビオスリーは同じ商品名で市販薬が売られています。
ビオスリーH (3包中又は3g中) |
ビオスリーHi錠 (6錠中) |
|
ラクトミン (乳酸菌) |
30mg | 30mg |
酪酸菌 | 150mg | 150mg |
糖化菌 | 150mg | 150mg |
成分量も医療用と同じです。
ビオフェルミンと同じ成分の市販薬
整腸薬の知名度ナンバーワンと言えばビオフェルミンでいいですよね?知名度は高いですが、ビオフェルミンの内容はご存知でしょうか?
ビオフェルミン配合散:1g 中
ラクトミン:6mg
糖化菌:4mg
ビオフェルミン錠:1錠
ビフィズス菌:12mg
まさか、まさかの「錠剤」と「散剤」で成分が違う。比較めんどくさー。粉の方には糖化菌が入ってるので乳酸菌の増殖をたすけてくれます。乳酸菌の単体よりは相乗効果が期待できていいとおもいます。上記のビオスリーと比較してもらうとわかるんだけど、ビオフェルミンって成分量もビオスリーよりすくなくて菌の種類もすくないです。
だから、さっき「ビオスリー」を一番にすすめたわけです。ビオフェルミンは市販薬でも購入できるので比較してみましょう。
新ビオフェルミンS細粒:1g中・新ビオフェルミンS錠:3錠中
コンク・ビフィズス菌末:6mg
コンク・フェーカリス菌末:6mg
コンク・アシドフィルス菌末:6mg
まじか。商品名は同じなのに医療用と市販薬で成分が違う。もうパニックです。用途は同じだから同じようなものだと思って使ってもらっていい。3種類の菌が配合されているけど、どれも乳酸菌なので、やっぱり「糖化菌」が入ってない。
市販薬の整腸剤なら「糖化菌」「酪酸菌」と配合されている種類がおおいビオスリーHがオススメです。
ラックビー微粒Nとラックビー錠と同じ成分の市販薬
ビオフェルミンの親戚みたいのがラックビーです。ビオフェルミンの正式名称は「ビオフェルミン配合散」「ビオフェルミン錠剤」です。ラックビーの正式名称は「ラックビー微粒N」「ラックビー錠」ですね。
複数の菌が配合されている製品には「配合」という文字がはいります。ということで「ラックビー」は単味製剤であることがわかります。さて、成分はなんでしょうか?
ビフィズス菌 | ラクトミン | 糖化菌 | |
ラックビー微粒N:1g 中 | 10mg | ||
ラックビー錠:1錠 | 10mg | ||
ビオフェルミン配合散:1g中 | 6mg | 4mg | |
ビオフェルミン錠:1錠中 | 12mg |
ラックビーの成分は「ビフィズス菌」のみです。ビオフェルミン錠と同じですね。ラックビーと同じおなじ商品名の市販薬はないので、似たようなものとしてビオフェルミンで代用するといいです。
ビオラクチス散と同じ成分の市販薬
あのヤクルト社が手掛ける医薬品です。生きた菌にこだわってるので冷蔵庫に保存する必要がある整腸剤です。
ビオラクチス散:1g中
ビオラクチス原末:500mg(生菌数としてカゼイ菌を1.5×109~2.1×1010個)
1g中にカゼイ菌500㎎だから実に50%が有効成分です。ビオフェルミン配合が1%で、ビオスリー配合散が11%なのでダントツで量が多い。
生菌数はというと1.5×109~2.1×1010個つまり15億~210億個です。これもダントツで多いです。
菌の種類はカゼイ菌です。カゼイ菌で有名な商品といえばやっぱりヤクルトですよね。あの有名な乳酸菌シロタ株はカゼイ菌のことです。ヤクルト400は1本(80ml)にカゼイ菌が400億個も含まれています。
ちなみに、ビオラクチス散とヤクルト400がどちらもカゼイ菌だからといって同じ菌であるとは限らないです。カゼイ菌の中にも種類はたくさんあるので種類まで一緒かは知りません。
ちょっとヤクルトの話です。
カゼイ菌は耐酸性であることから、胃液や胆汁中でもほとんど死滅することなく生きたまま腸に届き高いプロバイオティクス効果が期待できます。しかし、腸内に定着するわけではないので継続的に摂取が必要です。
ヤクルト400特設サイト | ヤクルト本社 |
これを読んでもらえばわかりますがヤクルト社がハッキリと定着しないと言っているので定着しないのでしょう。定着しないということはヤクルトを辞めたら元に戻ってしまうので継続が大切ということです。継続するならヤクルトよりも粉で携帯に便利なビオラクチス散の方が現実的だとおもう。ヤクルトは激アマだから糖分の摂取もきになるところです。
カゼイ菌がはいってる市販品をさがしてみると、もちろんヒットしたのはヤクルトの商品です。カゼイ菌はヤクルトのお家芸ですからね。
ビオラクチス散と比べるといまいちカゼイ菌の量が少ないのが残念。
ヤクルトBL整腸薬:成分(1日服用量:3包中)
ビフィズス菌:150㎎
カゼイ菌:150㎎
医薬品のは1日1500㎎のカゼイ菌だから量がぜんぜん違う。
ミヤBM細粒と同じ成分の市販薬
整腸剤のなかでは少し異色なのがミヤBM細粒・ミヤBM錠です。
ミヤBM細粒・錠
1g中:宮入菌末 40mg
1錠中:宮入菌末 20mg
宮入菌(読み方:みやいりきん)は宮入先生が発見した酪酸菌のことです。医薬品の場合はミヤBM細粒1gとミヤBM錠2錠で同じ量になるので注意。
この宮入菌の特徴はなんといっても芽胞を形成すること、芽胞という殻に閉じこもっているので強酸性の胃液でもほとんど影響を受けない。
名前に"R"はついていないけど抗生剤による下痢にも使える。
ミヤBMと同じ「宮入菌」が使われている市販薬があるので紹介します。
ミヤリサン錠と強ミヤリサン錠があるのですが、違いは成分量です。せっかくなので医療用とも比べてみます。
強ミヤリサン錠:1錠中
宮入菌末 30㎎
ミヤリサン錠:1錠中
宮入菌末 10㎎
ミヤBM錠:1錠中
宮入菌末 20mg
なんと医療用のものよりも市販薬の方が多いのです。医療用の目安は1日6錠だから180㎎ですが、強ミヤリサンは1日9錠なので270㎎です。実に、1.5倍です。ちなみに医者は6錠よりも3錠で処方することの方が多いです。
乳酸菌は医薬品よりもサプリメントの方が数は圧倒的に多い
乳酸菌を毎日しっかりとりたいなら医薬品よりもサプリの方が多くの種類をたくさん取ることができます。なかでも乳酸の数がおおいサプリを紹介しておきます。
私がオススメなのは「女神フローラ」ってサプリです。こちらは1日2包で、約1.7兆個もの乳酸菌を摂取することができます。
ビオフェルミンなんて1gで10億個しかいないのだから1.7兆とるには1.7kgも服用しなくてはならない。とても現実的ではありません。1.7兆個の乳酸菌てヨーグルトにするとこんな感じのイメージになります。1日ヨーグルト170個相当が2袋でとれてしまうのだから、いかにすごい量なのかがよくわかりますよね。
フェカリス菌、ガゼイ菌、ブルガリクスなど全17種類も入っていてるので幅広い層につかえます。水なしでそのまま飲める粉末タイプなので食後にデザート感覚で服用できるから、なんなく継続できます。amazonや楽天でも購入できますが初回であれば公式なら50%OFFなので、だんぜんお得です。詳細は公式ページで確認してみて下さい。
公式女神フローラ