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薬局便利ツール

軟膏容器に貼る「部位」や「薬品名」シールを作成する方法

今回は、薬局でよく使う小さなシールを一括で作成できる超便利なソフトを紹介。

皮膚科の門前なら必須アイテム!!

うちの薬局は「混合&つめ」ラッシュなので、頻繁に、容器に軟膏をつめる作業が発生します。

容器に医薬品をつめてしまうと、客観的になんのくすりかわからなくなってしまうので、容器に薬品名を記入してあげるのですが、容器に油性ペンで記入してもすぐに消えてしまいます。

なによりも見た目が美しくない。

それだけではありません。うちの薬局は薬品名だけでなくチューブにも1本ずつ使用部位を貼付してあげます。めんどくさいんだけど皮膚科のドクター様からの直々の要望なので無視できません。

忙しいときはシール書くのがめんどくさいので、いつも同じ内容だったら事前に準備してすぐに貼れる状態にしておいたら時短になりますよね。

いつも書いてるシールは「薬品名 + 処方量」で▼こんな感じです。

アンテベート 50g
白色ワセリン 50g

薬品名を容器のウラに貼付してオモテには「使用部位」を貼付します。

かお

皮膚科メインだとこのちょっとした記載でも数が膨大なのでもう大変です。

ということで、貼付ラベルをパソコンで作れる無料ソフトがあるので紹介したいと思います。

方法はいたって簡単で、専用用紙を購入して、専用ソフトで印刷するだけ。

専用用紙というのがこちらです。

いろんな種類のラベル用紙がありるけど軟膏容器の裏側に貼るならこのサイズがベストだとおもいます。

ラベル1枚が「20mm×8mm」で「6列×20段」でA4用紙1枚に120枚のラベルが収納されています。

すごい数でしょ?1枚120枚で1組10枚入りなので1200枚約470円です。500円弱で時短できるなら迷わず買いますね。

あとは付属のソフトをダウンロードしてガイドに従って印刷すれば完了です。1枚印刷すると同じフレーズが120枚全部に印刷されます。もちろん全部ではなく1列ごとに文言を変えて印刷することもできる。

専用ソフトラベル屋さん.com

紙に印刷するだけならExcelとかでもできるんだけど、小さなシールにズレないようにピンポイントに印刷するのはとっても難しい。

ラベル屋さんは、幅が微調整されたテンプレがはいっている専用ソフトです。用紙の「型番」をいれるとその幅にジャストサイズな印刷幅で一発でレイアウトが決まります。

印刷につかうプリンターはA4用紙が印刷できるプリンターならどれでもOK。薬局内にプリンターがたくさんあるから、それで印刷してください。

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ラベル屋さんの使い方

WEB版とダウンロード版の両方があります。ひとまずWEB版でためして気に入ったらダウンロード版にしてみるといいです。もちろん、どちらも無料です。

WEB版で注意が必要なのが「Microsoft Edge」と「Chrome」では使用することができないので、このブラウザーしかない人はダウンロード版を試してみて下さい。

ダウンロード版をちょっと試してみたいと思う。用紙はさっき紹介した用紙を使うので型番は「31270」です。

型番を入れるとデザイン画面に移ります。そこで文字を打ち込みます。「アンテベート + ワセリン」のミックスでも作るとしましょう。

1枚作ったら印刷画面に進み「全面にコピー」します。するとこんな感じになりますね。

これで全部が「アンテベート + 白色ワセリン」です。用紙に書いてある向き通りにプリンターにセットしてこれを印刷すれば、1度に120枚もの「薬品名シール」の完成です。簡単でしょ。

ラベル屋さんで名刺も作れる

同じ要領で名刺も簡単に作れます。ちなみに、薬局長の名刺はわたしがラベル屋さんで作ったものです。

名刺用紙はこちら▼です。型番は「51677」を使っています。

1枚で10カットつくれますね。それが10枚入ってるので100枚分です。薬局長の名刺ぜんぜん減らないので20枚もつくってあげれば十分です。薬局にある薬袋プリンターはカラー印刷できるとおもうのでそれで名刺もつくれます。
以前に、新人のゆとり薬剤師に名刺を作ってあげたら舞い上がって飲み会で配りまくったらしくって1週間くらいで追加発注してきたことがある。もちろん、そんな雑務拒否しますよね。テメーでつくれ。

意外と汎用性が高くって、アイデアしだいでいろんなものが作れると思います。個人的ですが結婚式のときの席札これで作りました。

ほかにも便利ツールをたくさん紹介しているのでよかったらカテゴリーチェックしてみて下さいな。

カテゴリー薬局便利ツール一覧

メーカーで提供してもらったラベルに「部位」を印刷するときのセルの大きさ

ちょっとセコいテクニック紹介です。

「部位」シールをお願いすると無料で提供してくれるメーカーがあるのはご存知でしょうか?その部位シールの中に「無地」のものがあるので、自分で記入して自由に使うことができます。

そこに好きなものを「印刷」してしまおうというアイデアを実現するためのExcelの設定を紹介します。小さいシールにジャストサイズでいれるのってけっこう難しいんですよ。なんどか試行錯誤してピッタリとはまった設定があるのでメモしました。

列の幅:10.5
行の高さ:50
文字サイズ:7px

画像にするとこんな感じ▼です。


文字はひとマスしか記入しなかったけど、このセルのサイズで複数のマスにいれれば全面に印刷できます。ポイントは一番左と一番上つまり「A列」「1行」は使わないことです。

というのも、この端っこの列や行を使用して全体の微妙な位置を調節するからです。全体の細かい位置微調整だけは、自身でテスト印刷しながら探ってみて下さい。

注意したいのがプリンターの種類によっては「余白なし」の印刷することができません。印刷しようとしている紙の一番上に余白がほとんどありません。用紙を逆さまにしてつかうと余白がうまれるので、逆さまでセットして使いましょう。

文字サイズは「7px」とかなり小さめなのは、1枚のシールに2行印刷するためなので1列だけ「9px」くらいでいいとおもう。ちなみに、セル内で改行するのは「Alt + Enter」でできます。

「ラベル屋さん」の専用用紙を買うのが簡単なんだけど、どうしても買いたくないという人に、おすすめの方法です。経費削減とか?

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