市販薬

魚の目の治療は病院へ行く前にまず市販薬のスピール膏を試してみよう

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最近は、登録販売者の資格を活用すべく、市販薬の勉強に力をいれているのでOTCの商品説明をしたいとおもいます。

魚の目・タコの治療薬なら市販薬でも十分対応可能なので、とりあえず市販薬でためしてみてダメなら病院受診するといいです。

セルフメディケーションってやつで医療費削減に貢献できます。魚の目の治療薬で一番有名な商品といえば市販薬でも病院の薬でもスピール膏だとおもいます。

病院をわざわざ受診しても処方される薬はほとんどスピール膏です。正確にいうと"スピール膏M"ですが、市販薬と医療用とで名前を区別するためにMとついているだけであって内容は同じものです。

医療用のスピール膏Mは有効成分が絆創膏基剤にサリチル酸50%を含有されていて1m2にサリチル酸357gを含有します。

市販薬のスピール膏もサリチル酸50%配合だから成分と量は同じです。サイズは違うけど、医療用はどうせ切って使うからサイズの違いは効き目とは関係ありません。

医療用のスピール膏は昔のまま進化していませんが、市販薬はどんどん進化して使いやすくなっています。正直、スピール膏に関しては医療用よりも市販薬の方が一歩リードしています。

切らなくても最初から小さくなってるし、シールになっているから直接貼れる。またジェルタイプも発売されてシールが貼りづらいところでもピンポイントでぬれる。

店頭でスピール膏の市販薬を選ぶならまずはこのタイプが第一選択になってくると思う。

医療用と大きく違うのが、この商品自体で接着できることです。処方箋でもらうスピール膏Mは薬剤を固定するテープが同封されていないので、わざわざ別に準備しておく必要があります。ただ多くは絆創膏で代用するので家にあるとおもいます。

市販薬なら商品が接着シールになっているので薬剤を簡単に接着できる。すでに小さいサイズに切られていてMLと選択することでサイズを微調整できます。

さらに、サイズ調整シールも入っているので一緒に使うと余計な範囲にまで薬剤が広がるのを防ぐことができます。

店頭で迷った方に|スピール™シリーズ|ニチバン

このサリチル酸ってなかなか強力でムダに広い範囲に貼付すると真っ白になって角質が剥がれてしまいます。ピンポイントで使用する必要があるので、薬剤シールを貼る前に患部の周りに余計な薬剤が広がらないようにガードするのです。

このガードシールのおかげで病院で処方されたものよりも小さいサイズでポイントにだけ効き目を発揮することができます。固定用テープも専用のものなので絆創膏よりもズレにくいです。3日くらいは貼りっぱなしにするのでしっかり固定できるというのは大切なポイントになります。

以前に、医療用のものを使用して失敗したので、OTCで再チャレンジしたことがあって圧倒的にOTCの方がダメージは少ないし成功率は高いと思いとおもいます。

まず失敗した要因としてあげられるのが絆創膏で固定するとパッドの部分のなかでズレてしまうことです。だから、絆創膏で貼るならパッドの部分は使用しないでテープの部分だけ切って使用した方がしっかりと貼れます。ずれると悲惨ですよ。広範囲で足の裏が真っ白になります。

患部と同じくらいの大きさに切って使うのも、意外と難しいです。ホントに小さいくきって、それで十分効きます。魚の目なら芯のサイズだけでよくって赤く隆起している部分とかに全体に貼ると悲惨なことになります。初めてだとその加減ががわからなくってムダに大きく切ってしまう。1cm四方で切って貼ったらもう悲惨なことになりますからね。

だから、市販薬で最初から小さく来られているものは重宝します。あと保護シールが入っているしね。

貼付剤もいいですが、よりいっそう便利なジェルタイプも発売されました。

魚の目の治療で大切なことは長く患部にサリチル酸をとどけることです。液体タイプもあるのですが、液体タイプの場合は患部に留まる時間が短くなるので1日に数回塗布が必要になります。

その点、ジェルが画期的なのが塗布した後にすぐに乾いて被膜を掲載します。この被膜によって長い時間薬剤が患部に留まるので、塗る回数がすくなくて済みます。

被膜がこすれて剥がれてしまったら、塗り直しましょう。一緒に保護パットもついているので擦れてしまう部分に貼るなら上から保護パットで保護すると剥がれにくいし、痛みも和らぎます。

ジェルはサリチル酸濃度が15%と貼付剤よりも薄いですが、ジェルの場合は塗布した後に乾燥するので濃度が濃くなりますよね。

魚の目やタコが治る仕組み

魚の目・たこを治療するには、角質軟化作用のある「サリチル酸」を使います。

魚の目やたこは外部刺激により角質が厚く・硬くなってしまったもので、魚の目は硬くなった角質が芯になって、皮膚の奥の方(真皮)にまで芯が到達すると痛みを感じます。

この硬くなった角質はポロッと取れてしまえばいいのですが、周りの正常な細胞と「デスモグレイン」で強力に結びついて剥がれません。このデスモグレインによる結びつきを解いてやると正常な皮膚から魚の目・タコが剥がれます。

治るしくみ|スピール™シリーズ|ニチバン

この結びつきを解いてくれるのが「サリチル酸」です。昔からある古典的な薬です。デスモグレインを解くだけなので患部と同じサイズの小さいサイズで十分効果を発揮します。

医療用のスピール膏Mについて

薬価:1枚87.5円

効能又は効果(医薬品添付文書より)

疣贅(ゆうぜい)、鶏眼(けいがん)、胼胝腫(べんちしゅ)の角質剥離

・鶏眼(けいがん) → 魚の目
・胼胝腫(べんちしゅ) → たこ
・疣贅(ゆうぜい) → イボ

用法及び用量

本剤を患部大(患部と同じ大きさ)に切って貼付し、移動しないように固定する。2~5日目ごとに取りかえる。

患部が化膿している等湿潤、びらんが著しい患者[あらかじめ適当な処置を行った後使用すること。

医療用であっても古典的な薬なので、お値段はお安いですね。小さく切ってつかうので普通は1枚あれば十分です。固定するテープが入ってないのが残念ポイントです。

絆創膏でもいいですがニチバンが専用テープをだしているので、しっかり固定したい人はこっちの方がいいです。

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