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薬局新規開局

薬局を廃業したので廃業手続きをまとめてみる

先月、薬局を廃業することになったんだけど、手続きが面倒だったので、まとめてみる。

公費とか、労災とか、生活保護とかこのあたりって、全部個別に届出を出しているので、それぞれに辞退や解約の届出をしなくてはならない。

各方面に電話しまくったので、全部は書き残せないけど何をしたかだけ書き残す。ただでさえ、職場が変わるからイライラするのに、廃業の届出作業を丸投げされているからさらにイライラする。

今回はちょっと、殴り書きみたいになってます。

せっかくだから、書きましたが今回の記事が薬局関係書の皆様に役に立つ日が来ないようにお祈り申し上げております。

①保健所への薬局廃業届出を提出

まずこれをださないと始まらない。閉めてから30日以内に提出なんだけど、覚醒剤原料と麻薬の廃止届出が廃業から15日以内なので、保健所は15日以内だと思って欲しい。

保健所のホームページから書式がダウンロードできる。提出の際には、薬局開局許可証の原本を返納することも覚えておこう。

また、

麻薬の免許持っているときはこれも廃止を届け出ないといけないし免許も返納しなければならない。

で、これが以外だったんだけど、覚醒剤原料の「所持なし」の紙も提出しなければならない。覚醒剤原料って薬局だったら免許なしで取り扱えるからなにも必要ないと思っていたので意外でした。「所持なし」を書いて提出します。

②厚生局支部に保険薬局の指定廃止届出を提出

この際に、保健所の薬局廃業届書の副本を添付しなければならない。だから保健所の廃業届け出を先にしてコピーを添えて厚生局に提出だ。その際に、保険薬局の指定通知書の原本を添付(返却)する。

③オンラインレセプト請求の廃止

電子証明(発行・廃止)依頼書を送付する。ネットで探せば出てくる。
ただ、これは社保だけでよくって、国保には厚生局で保険薬局の指定廃止すれば厚生局から国保に自動で連絡が行くから提出する必要はいらない。

東京都の場合はかんな感じ▼
東京都国民健康保険団体連合会→連絡しなくてOK
社会保険診療報酬支払基金→電子証明廃止依頼書を送付

ただ、このままだと返戻が閉店したお店に届いてしまいますね。そこで「医療機関宛て住所変更届け」を社保と国保にそれぞれ提出します。すると、送り先を変更してくれます。

④新たな難病医療費助成制度における指定医制度の辞退

管轄:東京都福祉保健局
難病医療費助成指定医療機関業務休止等届(Word:27KB)
難病医療費助成指定医療機関辞退申出書(Word:26KB)
届出書と指定書の原本を提出

【送付先】
〒163-8001
東京都新宿区西新宿二丁目8番1号 東京都庁第一本庁舎23階
東京都福祉保健局少子社会対策部家庭支援課母子医療助成係

⑤小児慢性特定疾病医療機関の指定辞退

管轄:東京都福祉保健局
指定小児慢性特定疾病医療機関休止等届
指定小児慢性特定疾病医療機関辞退届

届出書と指定書の原本を提出

難病医療費助成制度、小児慢性特定疾病医療費助成制度は独立しているので、別途廃止の届出が必要になる。どれも保健福祉局なんだからまとめて申請できればいいのだが、できない。

⑥介護保険取扱事業者

これは保険薬局の申請許可をとると「みなし指定」といって、辞退しない限りは介護保険取扱事業者になる。保険薬局を廃止したら、勝手に「みなし廃止」されるから特に書類の提出は必要ない。

⑦生活保護

生活保護法指定&中国残留邦人等支援法指定医療機関(廃止、休止、再開、辞退)届出書の提出のみ。指定通知書は添付しなくてもよい。

指定医療機関の業務を廃止、休止、再開した場合は10日以内に、生活保護法の指定のみを辞退する場合は30日以上の予告期間を設けて、下記の様式により届け出てください。

生活保護法指定(中国残留邦人等指定)医療機関 廃止・休止・再開・辞退届出書
東京都保健福祉局:指定医療機関・指定施術機関 (生活保護法・中国残留邦人等支援法)

担当の福祉事務所に郵送する。

⑧東京都医療費助成制度の契約の解除

マル障(法別80)、マル親、マル乳、マル子

この辺って東京都との契約だから、この契約を解除しなければならない。

東京都医療費助成に係る契約解除の申し出については解除届を提出します。

契約を解除される場合は、こちらの様式に記入いただき、上記届出先までご提出ください。

解除届けはコチラ

【医療機関契約の窓口(届出先)】
東京都福祉保健局保健政策部医療助成課 医療調整係
電話番号 03-5320-4453
FAX番号 03-5388-1437
住所 新宿区西新宿二丁目8番1号

⑨感染症の予防及び感染症の患者に対する医療

結核指定医療機関指定書

担当が保健所だから薬局の廃止の届出と一緒にもってくといいだろう。

原本の「結核指定医療機関指定書」と「辞退届」を提出

感染症指定医療機関(結核)申請様式・手続等

参照:指定医療機関辞退届

⑩自立支援医療機関の指定の廃止の届出

参照:東京都保健福祉局(育成・更生医療と精神通院医療)

育成・更生医療と精神通院医療は様式はどちらも同じものです。ただ、制度として独立しているので、「育成更生」と「精神通院」でそれぞれに廃止の手続きが必要です。指定書の原本は送り返さなくていいそうです。

所在地
〒163-8001 東京都新宿区西新宿2丁目8番1号
東京都福祉保健局障害者施策推進部 計画課 事業者指定係

⑪被爆者一般疾病医療機関の廃止

参照:被爆者一般疾病医療機関(医療機関向け)

(ア)被爆者一般疾病医療機関辞退申出書(第14号様式)(PDF:195KB)
(イ)被爆者一般疾病医療機関の指定について

(指定時の通知原本。知事又は局長印有)が必要。

指定はとったけど結局一度も使用していない。何なのかすらもわからない。

〒163-8001 新宿区西新宿2-8-1
東京都 福祉保健局 保健政策部 疾病対策課 被爆者援護係
電話03-5320-4473

⑫その他

電話の解約
プロバイダーの契約
レセコンの保守契約
警備会社の契約

いやーとにかくめんどくさかった。

さてと、心機一転頑張りますか。

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