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花粉症

ステロイド点眼薬の強さ比較

花粉症の目薬花粉症でずっと目薬使ってたんだけど、目薬にも強さがあるんですね。

いつもは、パタノール点眼液をベースつかっていて、それでも痒い時には強めの薬としてオドメール点眼液を使うように指導されているのですが、今回はブドウ膜炎なる診断を受けてしまい、もっと強いステロイドを処方すると言われてしまいました。

それで変更になった内容はオドメール点眼0.1% → リンデロンA液に変更になりました。

そう、つまりオドメールよりリンデロンシリーズの方が強いのです。

ステロイドの点眼薬の強さ比較

とりあえず、オドメールは弱くてリンデロンが強いという前提で並べてみようと思う。

フルメトロン0.02(オドメール0.02) → オドメール0.05 → フルメトロン0.1(オドメール0.1) → リンデロン点眼液0.01 → リンデロン点眼・点耳・点鼻液0.1(サンベタゾン眼耳鼻科用液0.1) → リンデロンA液0.1

*オドメールはフルメトロンのジェネリックですね。基本同じものとして考えます。またサンベタゾンはリンデロンのジェネリックだからこれも同じもの考えます。

*リンデロンA液はリンデロン点眼点耳点鼻液に抗生剤を配合した合剤です。ステロイドの成分は0.1%と同じなんだけど配合剤だから強めの位置にしているけどステロイドの強さは同じです。

念のためネットでも調べたら眼科の専門医のホームページにもリンデロンの方が強いと記載されていました。

このような表を見つけました。

フジタガンカニュースより引用

さっき並べたものとだいたい一致しますね。

花粉症で強めとして使うオドメールは実はステロイドというカテゴリーで見ると最弱なんですね。その最弱の中でも更に、濃度に応じて強さを使い分けることができるのがありがたい。

毎年、花粉症で猛烈に辛い思いをしてるから、ステロイドには助けれているのですが、ただ使うのには少し抵抗がありました。いままで恐る恐る使っていたのですが、まだ弱めというのがわかったので少しだけ安心です。

オドメールはフルメトロンのジェネリックなのですが、なぜかオドメールだけには0.05という中間規格が存在する。

当然、濃度が濃いものの方が強いことになるので、強さの順番はこのようになる。

オドメール0.02 → オドメール0.05 → オドメール0.1

リンデロンもシリーズ内で有効成分であるベタメタゾンの濃度に違いがあり、それにより強さも異なってくるので把握しとくといいと思う。

リンデロン点眼液0.01 → リンデロン点眼・点耳・点鼻液0.1(サンベタゾン眼耳鼻科用液0.1) → リンデロンA液0.1

リンデロンとオドメールはこんな感じですが、他にもサンテゾーンやオルガドロンといった点眼液もあります。

商品名と成分名を表にするとこんな感じです。

商品名 成分名(一般名称)
リンデロン点眼液0.01% ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム液
リンデロン点眼・点耳・点鼻液0.1% ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム液
点眼・点鼻用リンデロンA液0.1% ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム・フラジオマイシン液
サンベタゾン眼耳鼻科用液0.1% ベタメタゾンリン酸エステルナトリウム液
フルメトロン点眼液0.02% フルオロメトロン液
フルメトロン点眼液0.1% フルオロメトロン液
オドメール点眼液0.02% フルオロメトロン液
オドメール点眼液0.05% フルオロメトロン液
オドメール点眼液0.1% フルオロメトロン液
サンテゾーン点眼液(0.02%) デキサメタゾンメタスルホ安息香酸エステルナトリウム液
サンテゾーン点眼液(0.1%) デキサメタゾンメタスルホ安息香酸エステルナトリウム液
オルガドロン点眼・点耳・点鼻液0.1% デキサメタゾンリン酸エステルナトリウム液

サンテゾーンとオルガドロンって同じデキサメタゾンだとおもいきやよくよく見ると違う成分なんですよね。結合しているエステル部分が違います。

それによって強さも変わってくるので、先に紹介した表を参考にするとオルガドロンが最強ですね。サンベタゾンは中間程度の強さになるようです。ネットで調べる限りではこれ以上いいソースが見つからなかったので、ちゃんと知りたい人は医師に直接相談ください。

今回は目薬の比較でしたが花粉症の飲み薬について過去に比較した記事もあるので興味がれば合わせてどうぞ。

最強の抗ヒスタミン剤を探せ。ワタシ的強さ比較。|調剤薬局事務の仕事最強の抗ヒスタミン剤を探せ。ワタシ的強さ比較。|調剤薬局事務の仕事

コスパ最強の花粉症薬はズバリこれしかない!!

飲み薬だけならコスパ最強は市販薬です。保険使って医者にだしてもらったほうがいいという考えもあるけど、そんなのもう考えなくていいほどに圧倒的に市販薬の方が安いです。

おすすめ商品は、医療用のアレグラ錠と同じ成分の「アレルビ」という薬です。

有効成分は「フェキソフェナジン」なので、アレグラ錠につかわれているものと同じ成分です。しかも、有効成分は医療用アレグラと同じ1錠60mgです。amazonを見てみると56錠で1060円。しかも送料無料です。

つまり、1ヶ月分で1060円ということになります。花粉症であれば2ヶ月くらいは服用が必要でしょうから、それでも2120円しかしません。病院へいくよりも安いだけでなく、時間も手間も節約できます。

ちなみにまとめ買いの方がお徳ですね。

フェキソフェナジンは眠気や口渇の副作用がすくなくて効果もしっかりしているので、価格以外にも使いやすい薬としてオススメです。医療用のアレグラ錠なんて医者が処方するアレルギー薬No1(薬価ベース)ですからね。

もし、フェキソフェナジンが効かないという人は、他の抗ヒスタミン剤を探してみるのもいいけど、ぜひ点鼻薬の併用を検討して欲しい。併用するのであれば「抗ヒスタミン剤」や「血管収縮剤」の点鼻薬ではなくって「ステロイド含有」の点鼻薬を選びましょう。

たとえば「パブロン鼻炎アタック」です。点鼻薬は「鼻づまり」に効くイメージですが、ステロイドの点鼻はしっかりとつづけると「鼻づまり」だけでなく「鼻水」にも効果があります。しかも、その効き目は、内服の抗ヒスタミン薬と同等といわれてます。

ステロイド含有の点鼻薬は1種類しかありません。有効成分は「ベクロメタゾンプロピオン酸エステル」だけなので、どの製品でも同じです。上記でオススメしているのが私が調べた中で一番安い点鼻です。

こちらの点鼻薬は1ヶ月で1000円程度なので「アレルビ+パブロン鼻炎アタック」でも1ヶ月で2000円ほどです。まだまだ病院へいくよりは安いですよね。

もう、ついでなので目薬まで紹介しちゃいます。

コスパで考えて市販薬でおすすめの花粉症目薬は「マリンアイAGL」です。

おすすめポイント
かゆみに効く抗アレルギー薬が2種類配合されていて、血管収縮剤といった余計なものが入っていない。値段も、かなりリーズナブル。

成分:クロモグリク酸ナトリウム・クロルフェニラミンマレイン酸塩・グリチルリチン酸二カリウム

花粉症の目薬で1本1000円以上する高額なものは「プラノプロフェン」っている消炎剤が配合されているのですが、ハッキリ言ってこの成分はいらないです。配合されると高額なだけなので、花粉症の目薬を選ぶときのポイントは、有効成分が抗アレルギー薬のみで余計なものが入ってないことです。

「かゆみ」に効く目薬でもっと安いものは沢山あるんだけど、この成分ならこれが一番オススメです。効き目と価格で一番バランスがいい目薬だとおもいます。

リンデロンA液はかならず冷所保管しなければいけないのか?

私が処方してもらったリンデロンA液は面倒なことに保管が冷蔵庫なのだ。でも、日中出かけるから持ち運びたいんだけど、クーラーボックス持ち運ばないといけないのでしょうか?

それは嫌なので薬剤師さんに調べてもらいました。

なぜ冷所保管しないといけないのか?

リンデロンA液と同じステロイドの成分を含有するリンデロン点眼・点耳・点鼻液は常温保管であることから、もうひとつの成分であるフラジオマイシンの方が冷所保管の要因だと考えられますよね。

このフラジオマイシンは常温で長期に放置すると薬剤の残存率が低下し、効き目が弱くなってしまいます。

ただ、それは長期に保管をすることが前提で、もしこの目薬は1週間程度しか使わないのであれば、1週間位なら常温で保管しでも薬剤の残存率低下は無視できるほど軽微だそうです。ただし、使い切れなかったぶんは必ず破棄してください。

あと、真っ黒な遮光袋にはいっていることから太陽には弱いようで直射日光にはあてないように気をつけた方がいいです。

詳しくはご自身でインタビューフォームで確認くださいね。

関連記事病院でもらう「目薬」と同じ市販薬はないの?

薬局知識を1日5分でアップデート!

薬局で働いているかぎり毎日の勉強はかかせません!

医療制度はどんどん変り、新しい医薬品はどんどん増えていきます。

でも、まとまった勉強時間ってなかなか確保できないから知識のアップデートって大変ですよね。忙しい店舗で働いると帰りが遅いから勉強なんてできないですよね。。

なんで勉強しないといけないのか?

それは、

次回の調剤報酬改定が間違いなく業界のターニングポイントなるからです。

医療保険も、介護保険も、すでに財源はパンク寸前で、このままでは破綻してしまうのはあきらかです。制度を維持していくために、限られた財源をどう使っていくか過激な議論がとびかっています。

これから薬局業界で生きていくならしっかり情報収集して、今やるべきことを見極めていく必要があります。

たとえば、いま注目されているのは「リフィル処方箋」です。このリフィルを実行するための要件を「かかりつけ薬剤師」にしたいという話がでているのはご存知でしょうか?

つまり、いま薬局がやっておくべきことは「かかりつけ」を増やしてフォローしていくことです。

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