調剤料

アフタッチ錠、アフタシール、アズノールST錠、含嗽用ハチアズレの入力と調剤料

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初心にかえって調剤料と入力のお話。

今回のケースは以前に説明したSPトローチと同じパターンですね。
関連記事SPトローチの調剤料と入力

名前は錠剤だけど、内服薬ではなく外用薬として取り扱う薬たちです。

外用薬だと処方箋の記載が1日量ではなく全量になるので、これを注意しながら見ていこう。

処方例

アフタッチ錠 12錠
1日3回 4日分

こんな処方が来たとしよう。

外用薬なので入力は▼▼こんな感じになる。

入力例

アフタッチ錠 12錠
貼付 1調剤
コメント:1日3回 4日分

今回は意地悪で、処方例を1日3回・4日分としてみたが、

これがあったとしても内服薬として入力してはならない。

用法は外用の用法で今回は「貼付」を使用してみた。

細かい記載は、コメントで補ってやる。日数の記載はあくまでもコメント扱いだから、

これが10日分になろうが100日分になろうが調剤料に変化はない

今回は外用薬の調剤料を「1剤」算定して10点だけ取ります。

アフタシールやアズノールST錠も同じですね。

処方例

アフタシール 10枚
用法口受

アズノールST錠 10錠
疼痛時

入力例

アフタシール 10枚
貼付

アズノールST錠 10錠
貼付
コメント:疼痛時

こんな感じでいいかな?

アフタシールは「医師指示」できても用法は外用で入力なので「貼付」にしといた。

アズノールST錠は「疼痛時」なので頓服の用法に思えるが、やはり外用薬なので「貼付」にしといた。

正確にはアズノールST錠は保持錠といって、口の中に挿入保持させるユニークな徐放性製剤です。貼付じゃないけど、外用の用法であればいいと思う。

どちらも外用調剤料10点であわせて「2剤」の算定となります。

つぎは、

粉薬の説明です。

登場するのは含嗽用ハチアズレ顆粒です。

ちなみに含嗽用の読み方は「がんそうよう」です。含嗽剤ってのは「うがい薬」のことです。

この薬の使い方は、1回1包(2g)を100mlの水に溶かしてうがいします。

もとは粉ですが使用するときには水に溶いてうがい薬にするわけです。うがい薬って外用剤ですよね?

だから、このハチアズレ顆粒も外用剤なんです。

処方例

含嗽用ハチアズレ顆粒 24g
適宜うがい

入力例

含嗽用ハチアズレ顆粒 24g
含嗽剤
コメント:適宜うがい

こんな感じでイイかな?

顆粒だけど飲み薬じゃないから内服の調剤料を取らないように注意して、細かい指示はコメントで対応する。

さっきの、アフタッチとかと同じ感じですね。

ちなみに、これを調剤するときには1包2gなので、12包だから12回分のうがい薬ですね。

今回紹介した薬剤はたまたまどれも口内炎に使うような薬でした。

また似たような用途の薬もありました。

今回はこの似たような薬の違いを教えてもらったのでちょっとだけ紹介します。

おまけ

アフタッチ口腔用貼付剤とアフタシールの違い

どちらも同じトリアムシノロンアセトニドって成分の口内炎によく使用される薬剤です。
関連記事口内炎の素早い治し方まとめ

患部で効き目を持続させるためにどちらも貼る薬になっている。

同じ成分で、同じ量の薬が入っているんだけど、1つだけ決定的に違う部分があります。

それは・・・CMのあとで

なんてね。

説明しづらいんだけど、シールって貼った後に台紙部分残りますよね?

このアフタシールもそうなんです。

口内炎にシールしてそのあと自然と剥がれるんだけど、不溶性でシールの台紙みたいのが残るんです。

この台紙は、剥がれた後飲み込まないで口から出すことになっている。

もし誤って飲んでしまったとしても、消化されないでそのまま排泄されるらしい。

ただ、小さいながらものどに詰まるといけないので口から出した方がいい。

対する、アフタッチは口の中で全て溶解していなくなる。

ここが一番の違いで服薬指導ポイントでもあるとおもう。

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