年末年始に帰省したら子供が風邪を引いてしまったので、
はじめて行く薬局でお薬を処方してもらいました。
その時にもらったお薬手帳です。
今回はお薬手帳持ってなかったのでシールだけ発行してもらうように頼んだのですが、
わざわざ新しいお薬手帳を発行してくれました(頼んでないけど)。
いまはお薬手帳のシールだけを頼んでもくれないんです。
その理由は▼コチラ▼
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今回頂いたのもペラペラ手帳に分類されると思うんだけど、
こちらは既成品のペラペラ手帳ではなく手作りのお薬手帳です。
中を開いてみるとこんな感じになっています。
左側にはお薬手帳の存在意義の説明書き。
右側には一箇所だけ仮止めされたシール。
では、もう1ページめくってみましょう。
あれ?
もう背表紙です。白くなっているところには発行元の薬局名などが記載されています。
超ペラペラ(笑)
さぁ、一体どのような構造になっているのでしょうか?
展開してみます。
お薬手帳の正体は、タダのA4の紙を折ったものです。
果たしてこれはお薬手帳と呼べるものなのでしょうか?
平成26年度お薬手帳に関する疑義解釈を参照してみます。
患者がお薬手帳を持参しなかったため、手帳に貼付するシール等を交付した場合であっても、他の要件を満たしていれば、薬剤服用歴管理指導料は算定できると理解して良いか。
A
34点を算定すること。
なお、薬剤の記録を記入する欄が著しく少なく手帳とはいえないもの(例えば、紙1枚を折って作っただけの簡易型のもの)では、薬剤服用歴を経時的に管理することができないため、34点を算定すること。
まさにこれですね。
紙1枚を折って作っただけの簡易型のものはお薬手帳として認められないから34点(手帳なし)を算定することになってますね。
明確かつ具体的に記載されていますね。
シール貼る欄が1ページ分しかないから薬の管理なんてできません。
お薬手帳って、いままでの履歴から薬剤情報を読み取るんだよね?
1回分の記録だけでいいの?
しっかり41点(手帳あり)を算定されていました。
他の薬局がどのように手帳を交付しているのか気になったので今回は手帳もらいましたが、
みんなこれで交付してるの?
うちなんか手帳の意義を口頭説明して普及率を上げるスタイルだから毎日同じ説明で喉カラカラです。
正直者が馬鹿を見るような対応だけはやめてもらいたい。