薬局のルール

調剤薬局の容器代の実費徴収について

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容器代

調剤薬局って容器代をとるとこ、とらないとこあるけど、あれはなんなの?ってとこを解説していきます。

調剤薬局の容器代については原則下記のように規定されている。

投薬時における薬剤の容器は、原則として保険薬局から患者へ貸与する。
ただし、患者が希望する場合には、患者から実費を徴収して容器を交付しても差し支えないが、患者が当該容器を返還した場合は、当該容器本体部が再使用できるものについては当該実費を返還する。
なお、患者に直接投薬する目的で製品化されている薬剤入りチューブ及び薬剤入り使い捨て容器のように再使用できない薬剤の容器については、患者に容器代金を負担させることはできない。

つまり、容器代は保険請求できないから患者に請求することができるんだけど、この代金を請求するかどうかは薬局が決めることができるってこと。

請求するときの条件として薬局の見やすいとこに容器代を請求する旨を掲示しないといけないことになってる。

あと、容器は販売じゃなくって「原則、患者へ貸与する」って書いてあるでしょ?だから、容器を返却すれば通常は容器代を返してもらえる。

返却された容器は薬局は再利用することができるんだけど、いつも捨ててますね。

だって容器の使い回し嫌じゃないてすか?

なんでこんな規定になったんだろ・・・。

容器代請求の掲示内容例

薬局の掲示物リストに「容器代等保険外費用に関する掲示」とあるので、容器代を徴収するのであれば薬局の見やすいところに掲示しなければならない。

定型文はないけど、うちではこんな感じで掲示している。

容器代

保険調剤に使用する、投薬数量に通常使用する容器は無料とさせて頂いています。
*ご依頼により追加に容器を使用する場合は実費を頂きますのご了承お願い致します。

スポイト
3歳未満の方で、最初の1本に限り無料とさせて頂いております。

・水剤容器
30ml・30円
60ml・100ml 60円

・軟膏容器
5g・10g・20g・30g 30円
50g・100g 60円

・スポイト
1本30円

容器代は徴収したいのはやまやまなんだけど、小児科門前だとほとんどの人が会計がかからないので、容器代だけを請求するとどうしても印象が悪い。

他に徴収していない薬局があればそちらに処方箋が流れていってしまうのは目に見えている。

小児科の処方箋の1枚あたりの粗利は1500円くらいだから30円や60円などの目先のお金ケチったとことで、次回から処方箋が来なくなってしまうほうが痛い。

背に腹は代えられないということで泣く泣く容器代を無料にしているわけ。

ただし、

無制限に容器代を無料にすると、無理な要求をして来る人が出てくるので、その予防線として上記の掲示をしている。

例えば、

軟膏が100gでているとして10gづつに分けて詰めて下さい。

この場合は、全面無料にしてしまうと断る根拠が無くなってしまう。

なので、

自己都合で容器を希望する場合は容器代を徴収する旨は必ず掲示した方がいい。

スポイトも同じだ。

スポイトは便利だから、使わないくせに毎回くれって言うひとがいるけど、別にキャップつけているわけだから、スポイトを無料にしなくても飲めるはず。

またスポイトは水で洗えば繰り返し使えるから、繰り返し使ってほしいという希望を込めて、最初の1本だけ無料にしている。

薬局からの言い訳

別に容器代で利益を出したいなんて思ってない。

容器って専用の業者が安く卸してくれるとかじゃなくって普通の販売店で買うのね。ASKULとか。だから、薬局もそこそこの値段で買ってるわけ。たぶん1個30円だとものによっては赤字です。赤字でも請求しないよりはましってことで請求しているにすぎない。

よく、容器代とるなんてあり得ないってクレームくるけど、しかたなくない?

容器代を少しでも安くできないか分析したので、よかったらこちらの記事もどうですか?

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