コスト削減

どんな薬袋・薬情を使用していますか?

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他の薬局の薬袋や薬情ってあんまり見る機会なくないですか?

薬局で働いていると処方箋をもらっても自分の薬局で処方してもらうので、他の薬局がどういう薬袋や薬情を使っているのかってあんまり知らないと思う。

ちなみに、うちの近くにある薬局はオール白黒でカラーインクの節約に励んでるようです。確かにカラーインクが一番コストかかるけどいまどきオール白黒はないんじゃないの。

風邪薬が一刻も早く欲しくて近所の薬局でもらった薬袋が手元にあるので写メってみました。こんなの使ってるんですね。

2箇所の薬局に行ってきたので2種類あります。最近は薬袋に写真が入るんです。袋に写真入ってると飲み終わった薬を戻すときに間違えないのでいいです。薬剤師が袋詰めするときに写真と実物が照合できるから渡間違いも減り写真入りの薬袋は好評です。

ただ、やっぱりコストがかさむんですよね。薬局で一番コストがかかる印刷って製剤写真の印刷です。薬情の製剤写真のインク代だけでもバカにならないのに薬袋にまで印刷したら2倍インクを消費します。

写真の上段は製剤写真がカラー印刷です。下段は白黒印刷です。

どちらも薬情(薬の説明書)にはカラーの製剤写真があるので薬袋くらいは白黒でもいいのかなとおもいます。

また、上段は用法のみのシンプルな記載なのにたいして、下段は薬の説明と簡単な注意書きが記載されています。

薬袋だけで説明書の役割も果たします。薬って種類が多いと説明書と見比べるだけでも一苦労だし、説明書なくなると何の薬かわからなくなってしまうので、これに入れとけば何の薬かすぐに分かるというのはとてもありがたい。

下段の薬は、咳止めと気管支拡張剤の合剤です。袋に書いてあるからとてもわかり易い。これは余ったらとっといて、こんど咳がひどくなったらのませます。

ちなみに昔の薬袋は全部▼こんなのだったからこれに比べたら雲泥の差ですよ。

いまでも昔ながらの診療所は院内で薬を渡すときはこんなのくれますね。

子供のころは全部これだったけど超わかりにくかった覚えがあります。そもそも何の薬か書いてないですからね。信じて飲む他ない。

追記

ユニパックを利用した薬袋てどうなの?

薬袋には紙薬袋チャック付きビニール袋(以下ユニパック)の2パターンがありますよね。うちではユニパック使ってます。

薬袋の表紙をA4用紙に印刷して半分に折り曲げて、A5サイズのチャック付き袋にセットして薬袋とします。

封筒タイプの紙薬袋ならこの折って紙をつめるという作業が必要なくなるので作業がスゴく楽です。ユニパックは圧倒的に手間がかかります。

しかも、紙袋よりもチャック付きポリ袋の方がコストもかさみます。

高い上に手間がかかるユニパックを使うのはなぜなのか?

患者にわたすとき透明な方が実物いれたあとも外から見れるので確認しやすいというメリットはあります。量が多いときには先に薬袋に薬詰めしておいた方がスムーズに渡せます。ユニパックであれば袋の中が見えるので薬を取り出すことなくそのまま説明ができます。

たしかに、薬の量が多いときには便利だと思いますが、量が少ないときは患者に説明しながらその場で詰めていくので透明であるメリットはありません。

ということで、正直ユニパック否定派です。だって、あれ袋詰するのにどれだけ時間使うのかって話です。あの作業に人員取られて患者の待ち時間UPです。それをカバーすべく人員を増やすので人件費UPです。現在、薬袋セットの作業が必要なので事務員は常時3名体制です。

紙薬袋にすればもう少しどうにかなるのではないでしょうか?

ビニール袋のメリットである大量の薬品を渡すときに向いているという点ですが、これは量が多いときに限り紙薬袋をそのままチャック付き袋にいれて表紙にするっことで代替できます。

つまり、紙薬袋であれば状況によってはいつでもビニール薬袋に切り替えることが出来るので紙とビニールの両方のいいところを享受できる。

現在、1日700枚くらいの薬袋を折って500枚くらいのユニパックに紙をつめるという作業を毎日おこなっています。さらに事前作業としてユニパックに速やかに紙をつめれるようにチャックを一度開封しておくという作業もあります。

薬袋プリンターくんがいれば、この作業を代わりに一手に引き受けてくれるわけです。ただこの仕事で雇われている身なので、雇用を生み出してっくれているという面でホントは感謝しないと行けないです。

事務員一人分の仕事を引き受けてくれる薬局でよく使用されている薬袋プリンターといえば「リコー IPSiO GXe 5500」かな。

amazonでみると5万円くらいです。思っていたよりも全然安い。業務用に耐える使用のものだからもっと高いとおもったけど、そうでもないみたいですね。

薬剤情報提供書

次は薬情を写メってみる。

やっぱり薬情はカラーじゃないとね。

上段は製剤写真のみカラーでその他は白黒、下段は文字も一部カラーにしてありますね。

文字は全部白黒でもあまり気になりません。インク節約ってことで私なら写真以外は全て白黒にします。

当ブログも、最初は文字の強調にカラー使っていたのですが、けっきょく白黒が読みやすいと思って最近は文字にカラーをいれないで太字などにして強調をしていいます。読みやすさに色は関係ないのかなと思う。 ブロガー理論。

おまけ

薬袋への記載事項

これは薬剤師施行規則に規定されています。薬袋とは法律上では「調剤された薬剤の容器又は被包」のことなので、これについて記載されている条文がこちらです。

薬剤師法施行規則
(調剤された薬剤の表示)

第十四条
法第二十五条の規定により調剤された薬剤の容器又は被包に記載しなければならない事項は、患者の氏名、用法及び
用量のほか、次のとおりとする。
一:調剤年月日
二:調剤した薬剤師の氏名
三:調剤した薬局又は病院若しくは診療所若しくは飼育動物診療施設の名称及び所在地

よって、

記載しなければならないことをまとめると、

①患者の氏名
②用法及び用量
③調剤年月日
④薬剤師氏名
⑤薬局の名称と住所

これだけです。だから、製剤写真や薬の説明は親切で入れているに過ぎず入れなければならないということはありません。

また薬情もそうです。製剤写真を載せなければいけないなんてことはないのでこれも親切でいれてます。

ときどき、写真が更新さず空欄になっているときがあるけど、これは見栄えが悪いだけであって業務上はルールの上では違反しません。

あと④に薬剤師の氏名とありますね。これは薬剤師の押印によりカバーされてます。これが薬袋にハンコを押さないといけない根拠になります。

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でも、まとまった勉強時間ってなかなか確保できないから知識のアップデートって大変ですよね。忙しい店舗で働いると帰りが遅いから勉強なんてできないですよね。。

なんで勉強しないといけないのか?

それは、

次回の調剤報酬改定が間違いなく業界のターニングポイントなるからです。

医療保険も、介護保険も、すでに財源はパンク寸前で、このままでは破綻してしまうのはあきらかです。制度を維持していくために、限られた財源をどう使っていくか過激な議論がとびかっています。

これから薬局業界で生きていくならしっかり情報収集して、今やるべきことを見極めていく必要があります。

たとえば、いま注目されているのは「リフィル処方箋」です。このリフィルを実行するための要件を「かかりつけ薬剤師」にしたいという話がでているのはご存知でしょうか?

つまり、いま薬局がやっておくべきことは「かかりつけ」を増やしてフォローしていくことです。

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