薬局ウラ事情

ドラッグストア店員はラッピングのスキルを修得してます

今回は知られざるドラッグストア店員のお仕事紹介です。

ドラッグストアのサービスに包装ってのがあって、別に告示してるわけではないんだけど、なぜか知ってる人は知っていて定期的にお願いしてくる。

だから社員は全員ラッピングの教育をうけて技術を身に付けている。

で、お金もらわずにサービスでやってるけどプロじゃないから時間かかしクオリティーを期待しないでほしいわけだ。

技術不足でいくつか拒否した案件もあって、そんな思い出を書いてみようと思う。

まずは、

そうめんをキレイに包装して

お歳暮かな?暑中見舞かな?

これは頑張りました。もってるスキルがキャラメル包みだけだから四角い箱しか包めないんだけど、そうめんってサラサラして流動性があるから押し固めれば四角く形成できるのね。

それでキャラメル包装したらお線香を包装したみたいになちゃったんだけど、なんかすごく満足して持って帰ってくれました。
これで意外とキャラメル包装で対応できるんだなってのがわかった。

これが全く通用しなかったのが次の事例

醤油のボトルを包装してくれ

無理でしょ?こっちは四角い箱でいっぱいいっぱいなんだからボトルは規格外なんだからね。

デパートの包装担当じゃないんだからさぁ、もう自分でキレイな紙袋でも買って入れなよ。100均でもプレゼント用の袋あるからそれで十分だと思うけど醤油って300円くらい?これに100円の袋じゃ釣り合わないかな。

ドラッグストアじゃなくて+100円してデパートでもうちょっといい醤油買って包んでもらったらいいと思う。あそこには包装のプロがいるからボトルでもなんでも包んでくれるでしょ。

たしか、このときは「技術不足でできる者がいません」っていいました。片手間でやる包装にあんまり期待しちゃだめですよ~。

粉洗剤20箱を包装して

商店街のお祭りの景品にするんだって。さすがに数に限度があるでしょ。ただでさえ人時生産性とかとうるさく言われて人件費削って残業三昧だったから、これを引き受けたらこれを包装する時間マルマルすべてが残業としてのしかかってくるわけ。

もうこれは潔く業務に支障がでるのでお断りしました。そもそも、ラッピングを承るなんて一言も告示してないんだからさぁ、業務に支障が出ない範囲でしかできないわけ。

まして単価の安い洗剤ならなおさら。もし、これを引き受けたらお祭りがある度に買いにくるよね。つぎは100個とかになりかねない危険な案件。

こういうのは主催団体である商店街のみんなでわいわい協力しながら楽しくやるといいよ。お祭りは準備が楽しいって聞いたことありますよ。

正直、ドラッグストアでラッピングサービスとかちょっと過剰サービスだとおもう。社員とか一人しかいないのにラッピングで時間とってたらもう店内はバイトしかいなくなっちゃって医薬品とかの接客どうするのって感じ。だから、大々的にやらずに頼まれたときだけひっそりとやるんだけど、それでも意外とくるんです。そもそもドラッグストアでラッピングしてもらえるって発想はどこからくるんだろう?ラッピングってだいたい同じ人が繰り返しお願いしてくるから特定の個人だけが得するようなサービスになってるわけ。店を疎かにしてまでもやるようなサービスじゃないとは思う。

お客様は神様って教育されてるからあんまり断れない

マジでお客様は神様だ的な教育を受けていて、それが正しいものと思い全力で接客してきたましたね。

まぁ、お金もらって働いてるから会社の方針に従うのが正しいことなんだけど、あんまりにも理不尽な要求に「やりますやります喜んで」だと従業員の精神衛生上よろしくない。

無理なもんは無理っていって、他にいってもらうとことのほかスッキリする。

もちろん露骨にそんなスタンスではないけど、患者も客もさぁ、選択肢がたくさんあって自分で選んできたんだからサービスに満足できないなら他を選ぶことができるからね。

他にやってくれるとこを探せばいいんだよ。

おまけ

CMの商品きいてくるけどドラッグストア店員は忙しくてテレビみる暇ないんだからね

よくCMでやってたあの商品はなにみたいな質問くるけど、これが商品名ならまだいいんだけど、あの俳優が出てるCMは何?みたいなのくるとなかなかキツイよね。

客「中村なんとかがでてる育毛剤はなに?」

私「わからないです(中村なんとかって誰よ)」

客「ちょっと、そんなことも知らないの知ってる人に聞いてきて」

私「はい、少々お待ちくださいね(自分で調べろよggrks)。」

けっきょく他店舗のスタッフに電話しまっくて知ってる人探しました。

「ノー」と言えたら楽なんだけどね。新人だったあの頃はガムシャラでした。

Amazonギフト3500円が必ずもらえる薬剤師限定キャンペーン

薬剤師のニュース情報サイト「m3.com」で3,000円分のAmazonギフト券もらえるキャンペーンやってます。

3月31日まで無料登録するだけでAmazonギフト券3000円分のポイントもらえます。

無料登録だけでもらえるので登録がまだな方はとりあえず登録しておくといいです。

公式m3.com

薬局知識を1日5分でアップデート!

薬局で働いているかぎり毎日の勉強はかかせません!

医療制度はどんどん変り、新しい医薬品はどんどん増えていきます。

でも、まとまった勉強時間ってなかなか確保できないから知識のアップデートって大変ですよね。忙しい店舗で働いると帰りが遅いから勉強なんてできないですよね。。

なんで勉強しないといけないのか?

それは、

次回の調剤報酬改定が間違いなく業界のターニングポイントなるからです。

医療保険も、介護保険も、すでに財源はパンク寸前で、このままでは破綻してしまうのはあきらかです。制度を維持していくために、限られた財源をどう使っていくか過激な議論がとびかっています。

これから薬局業界で生きていくならしっかり情報収集して、今やるべきことを見極めていく必要があります。

たとえば、いま注目されているのは「リフィル処方箋」です。このリフィルを実行するための要件を「かかりつけ薬剤師」にしたいという話がでているのはご存知でしょうか?

つまり、いま薬局がやっておくべきことは「かかりつけ」を増やしてフォローしていくことです。

要件に加えられてから焦っても遅いんです。

常に最新情報を収集して先を見越した対策が必要なんです。

そこで効率よく情報を収集する手段が必要なんです。もし効率よく薬局情報を収集したいなら「m3.com」を利用するのが1番。

m3.com」では薬局に関連するニュースをまとめて配信してくれています。たとえば「新薬情報」「業界の動向」「行政のニュース」「医療従事者がおこした凶悪事件」など。

通勤時間に1日5分スマホをチェックするだけでも業界の動向がみえてくる。

利用するには登録が必要ですが、登録と利用は無料1分もあればできます。

\1分で無料登録/

「m3」詳しくはコチラ

スマホを1日5分みるだけで最新の医療ニュースをまとめてチェック

女性
m3.com」でしか読めない、薬剤師や専門家コラムもたくさんあるよ。コラムには業務ですぐに役立つ情報が満載です。

P.S.

登録すると私の業務改善コラム「薬局業務の効率化テクニック -今日から活かせる!業務ノウハウ-」も読めるからよかったら探してみてください(これが宣伝したかったw)

-薬局ウラ事情

© 2023 調剤薬局事務の仕事 Powered by AFFINGER5