保育園で風邪が蔓延しているみたいで子供をあずけにいくと、登園した子供たちが黄色い鼻水を垂れ流しながら遊んでます。その数10人中8人位。ちなみに0才児クラスです。
ホントは黄色い鼻水でてる状態なら保育園を休ませるべきなんだけど、働いてるママたちは咳や鼻水程度ではお休みさせません。
保育園の預かる判断基準も体温をはかって熱がなければ預かるというスタンスなので、熱がないかぎりはあずけられてしまいます。
でも思うんです、黄色い鼻水って朝起きた時にちゃんとケアしたらタレて流れ出てくるなんてことはないので、これは親のケア不足です。
最低限度のマナーとして垂れ流しは事前に食い止めておいてほしいとおもう。
ケアというのは鼻吸引です。
ドラッグストアで売ってる吸引アイテムで簡単に吸引できるので、たれて流れている状態であれば、吸引したらびっくりするくらいの黄色い鼻水がとれるとおもいます。
付属の小瓶の半分くらいの量がとれる。
ということは、それだけの量が鼻の中にたまった状態でないと垂れてきません。それだけの量が鼻の中にたまるまでには数時間はかかるので朝しっかりと吸引さえしておけば登園時にタレ流れてくることはありません。
保育園から帰ってきたときにまたすうと結構な量が取れるけど、それでも流れ落ちて出てくるほどの量ではない。
朝忙しいのはわかるけど、黄色い鼻水をほっとくと風邪が長引くばかりか、中耳炎や副鼻腔炎の原因にもなります。
あの黄色い鼻水が鼻の奥に残ってるとばい菌が悪さをして鼻の奥で炎症を起こして副鼻腔炎になったり、いつまでも鼻の奥にばい菌が滞留していると鼻の奥の耳管という管をとおって耳にばい菌が侵入してしまい中耳炎になってしまいます。
鼻の奥まであの黄色いネバネバがつまってると、鼻がつまり口呼吸になってしまうので口の中や喉が乾いてしまい、ばい菌への抵抗力が落ちたり、快眠をさまたげて風邪への抵抗力がおちる原因になります。
鼻吸引は、風邪による中耳炎、副鼻腔炎、喉頭炎などこれら全てのリスクを減らしてくれるのです。
なにより、小さい子供は子供同士でベタベタくっついて遊ぶので、お友達に青っ鼻くっつけて感染る可能性がたかくなります。
お子さんのためにも、そのお友達のためにも鼻水はすってあげてください。
鼻水をとるメリット
鼻が出てる時は鼻水吸ってくださいって耳鼻科や小児科でいわれませんか?
子供の風邪薬って鼻をだすくすりが処方されると思う。たとえば、ムコダインとムコソルバン(ムコサール)です。これはネバネバした鼻水の粘度をさげて排出しやすくする薬です。
つまり、治療方針は鼻を出すことなんです。薬でちまちま排泄するよりは吸引したらバーっとでるから、絶対吸引の方が効果的だと思う。薬出してくれたならそれも一緒にのんどけばより効果的です。
ちなみに、私は鼻水どめは嫌いだからのませません。自己判断はよくないからまねしないで欲しいけど、処方されてものませません。できれば、処方しないで欲しいけど、それでもくれるから困ります。
鼻水どめつかうと、鼻水の水分量が減るから粘度があがって固まってでずらくなります。これがネバネバが滞留するもとだから鼻水どめはのませない。あと熱性けいれんのリスクも上がるみたい。
鼻水吸うメリットは他にもあって、なんと咳症状までも楽になります。こどもの咳の原因って鼻の奥の鼻水が喉の方に垂れてきて喉を刺激することで激しい咳が出ます。
だから、鼻水吸ってあげれば奥に垂れてこないから咳まで楽になります。
喉にたれた鼻水にばい菌がはいってたら喉も刺激して炎症を起こします。やっぱり風邪を長引かせる原因になりますよね。
鼻水を吸い取るコツ
これは簡単です。躊躇しないことです。
十中八九子供は泣き叫びますが、まぁ、そういうものです。それで風邪が早く治るならいいじゃないですか。別にいじめてるわけでもないし。
注射だって痛いし、泣くけど、別にいじめてるわけではないですよね。同じです。
可哀想だからと躊躇してると、ぜったいにうまくいきません。泣くのは仕方ないものだと割りきって、おわったら頑張ったとほめてあげましょう。