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クレナフィン爪外用液とルコナック爪外用液の入力上の注意

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新薬なので入力上の注意を説明したいと思います。

まず、クレナフィン爪外用液についてです。

爪水虫の塗り薬だそうです。

新薬ってことでめちゃくちゃ高いです!!

薬価:1657.5円/g

包装:3.56g(4mL)×10

つまり1本で 5900.7円 です。

包装薬価にもなると59007円だから約6万円です。

やばいやばい。

無駄にしたらもう大変です。頼むからこんな高いのは1本包装にしてください。

で、注目すべきは1本4mLなんだけど、薬価の単位が「g」グラムであること。

だから、

処方例

クレナフィン爪外用液 1本
1日1回爪に塗布

これで来た時は、

入力例

クレナフィン爪外用液 3.56g
1日1回爪に塗布

こんな風に入力しなければならない。

間違っても「4mL」と勘違いして「4g」と入力しないで欲しい。

また、

処方箋がクレナフィン爪外用液「4g」で来ていたら疑義照会しなければならない

あと新薬だか投与日数制限ありますね。(いまはもう解除されています)

新薬は販売開始日から1年は14日分までしか処方できないけど、これは内服薬だけでじゃなくて外用薬にも当てはまります。

外用薬は1回に使う量によって日数が異なるわけだから客観的にはわかんないんだけど、1日1回で数滴しか使わないわけだから1本が限度じゃないかな。メーカーのHPにもあんまり詳しいことが書いてない。

メーカーのQ&Aクレナフィン・FAQ-clenafin.jp|科研製薬株式会社
保険
Q
1回の処方で、何本処方できますか?
A
保険については支払基金等の判断となるため、明言できません。保険に関しては、地域によって異なるため支払基金等へ確認をお願いします。

あんまり参考にならない。うちの近隣の皮膚科は1回に2本処方出すから、2本いけないことはないのかな。

そうそう、調剤料は簡単ですね。

外用剤だから外用調剤料「1剤」で10点です。

おまけ

クレナフィン爪外用液の発売日と厚生省コード

通称薬価収載基準コード

クレナフィン爪外用液10%:6290702Q1029

製造/販売:科研製薬、科研製薬

YJコードも同じで6290702Q1029

発売日は2014年9月2日

ルコナック爪外用液が発売

こちらがあとから発売された爪水虫の塗り薬です。クレナフィンと入力上の注意事項はあまりかわりありません。発売日は2016年4月20日です。

成分名 薬価基準収載医薬品コード 品名 メーカー名 薬価
ルリコナゾール 6290703Q1023 ルコナック爪外用液5% 佐藤製薬 997.80

ルコナックは1本4mL(3.5g)です。そして、薬価収載は「g」なので1本できた時は4mLではなく3.5gで入力ししなくてはならない。

だから、

処方例

ルコナック爪外用液 1本
1日1回爪に塗布

これで来た時は、

入力例

ルコナック爪外用液 3.5g
1日1回爪に塗布

こんな風に入力しなければならない。

間違っても「4mL」と勘違いして「4g」と入力しないで欲しい。0.5gしか違わないけど薬価がすごく高いから間違えたらダメージ大です。

また、

処方箋がルコナック爪外用液「4g」で来ていたら疑義照会しなければならない

あと新薬だか投与日数制限ありますね。

ルコナックとクレナフィンの違い

ルコナック1本4mL(3.5g):薬価997.8円/g
クレナフィン1本4mL(3.56g):薬価1657.5円/g

クレナフィンは先端がハケになっていてハケで塗布するのに対してルコナックはハケになってないので滴下して使う。クレナフィンは完全にあたらしい成分なのに対してルコナックは従来のルリコン液と同じ成分ルリコナゾールを使用。ルリコン液は1%なのにたいしてルコナック液は5%と5倍の濃度になっている。

クレナフィンの成分であるエフィナコナゾールは完全に新薬なので薬価が高いのですが、ルコナックの成分であるルリコナゾールはルリコン液に使用されているものを5倍の濃度にしたにすぎず新規の成分ではないので薬価が安く設定されています。

それでもルリコン液1%の5倍以上の値段なので、いろいろ何か加算されているのでしょう。

クレナフィンはバカ高いのに10本包装しかないのにたいしてルコナックは5本包装があります。薬価が高いのでこの違いは地味におおきいとおもう。

効き目が同じくらいなら薬価が安い分ルコナック爪外用液に軍配が上がります。

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