薬剤料

バルトレックスとイトリゾールをジェネリックに変えたらいくら安くなるのか?

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以前に、薬価の低い医薬品をジェネリック医薬品に変えても、価格に影響しないという記事を書いた。

風邪薬に使用される薬は、どれも薬価が低いのでジェネリックに変えてもあまり恩恵を得られない。

詳しく知りたい方は▼コチラ▼で確認して欲しい。
関連記事風邪薬をジェネリック医薬品に変えたらいくら安くなるのか?

前回は、薬価の低いものを例に上げたけど、

今回は薬価が高いもので比較してみる。これなら後発医薬品に変更するメリットは大きいはずだ。

どれくらのメリットがえられるのでしょうか?

バルトレックス錠の場合

処方例
バルトレックス錠500 6錠
毎食後 7日分

帯状疱疹の典型的な処方です。

バルトレックスは抗ウイルス薬といってヘルペスウイルスの特効薬です。

とてもよく効く薬だけあって、お値段も結構します。

バルトレックスの会計をするたびに患者さんびっくりするんで、なんで高いかもこれでわかる。

ちなみに「こんなに高いなら薬なんていらない」って言われることもあるんだけど、

帯状疱疹をほっとくと帯状疱疹後神経痛といってずっと痛みが残ってしまう後遺症があるので、いっときの損得で考えない方がいい。

バルトレックス錠の薬価(平成27年1月12日現在)
1錠:436円

バルトレックス錠のジェネリック
バラシクロビル錠
一律1錠:242.2円

後発品はメーカーによって値段が違うものが多いんだけど、これはどのメーカーの使っても一律で1錠242.2円ですね。

では、

薬剤料を計算してみよう。

バルトレックスだと1日2616円だから10で割って5捨5超入して262点ですね。

7日分だから、

1834点で18340円です。

やっぱりバルトレックスは高いですね。

次は、

後発品のバラシクロビル錠に代えてみよう。

処方例
バラシクロビル錠500 6錠
毎食後 7日分

1日1453.2円で、点数に直すと145点ですね。

7日分だから、

1015点で10150円です。

ということで、

バルトレックスはジェネリックに変更すると自費の場合で、

18340-10150=8190円

8190円安くなります。

3割負担だと2460円安くなります。

まとめ(薬剤料のみ)

バルトレックスなら3割負担で5500円です。これをジェネリックに変えたら2460円安くなって3040円になる。

7週間ぶんの薬で2460円も安くなるんです。

これならジェネリックに変更するメリットは大きいですね。

イトリゾールカプセルの場合

イトリゾールカプセルは爪水虫や水虫によく使われる内服薬です。

これもすごく高いんですよね。

では、

計算してみましょう。

処方例
イトリゾールカプセル 8カプセル
1日2回朝夕食直後 7日分

イトリゾールは決まった使い方があり、パルス療法といって、

1週間多めにのんで3週間休むというサイクルの服用を繰り返します。

だから、だいたい1週間分で処方されます。

1シート8カプセルのシートになっていて一箱に7枚入っているので、1処方1箱の処方ですね。

薬価
イトリゾールカプセル:1カプセル394.8円
イトラートカプセル:1カプセル171.2円

イトリゾールの場合は、

1日316点で、7日分で2212点

つまり7日分で22120円(自費)、保険で3割負担にすると6636円。

イトラートカプセルの場合は、

1日137点で、7日分で959点

つまり7日分で9590円(自費)、保険で3割負担にすると2877円。

まとめ

イトリゾールカプセルなら3割負担で6636円です。これをジェネリックに変えたら3759円安くなって2877円になる。

1週間分の薬の変更で、なんと3759円も安くなります。

ここまでの計算で求めてきたのはあくまでも薬剤料だから、

薬局の請求額はこれに基本料や調剤料を上乗せした額になりますね。

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