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調剤薬局事務ではなく医療事務にすればよかった

当サイトは薬局に勤める事務が運営してるサイトだから調剤薬局事務について色々書いてあります。

だから、読んでくださってる方も調剤薬局事務の方がほとんどだと思っている。

調剤薬局事務になろうと思った人って誰もが医療事務調剤薬局事務でどちらにするか悩んだことあるのではないでしょうか?

私も色々悩んで、両方の講座を受講していっぱい勉強して、情報収集してそして、たどり着いた結論として薬局に勤めることにしたけど、いまその決断が間違いだったのではないかと揺らいでいる。

薬局に勤めてると近くの病院の医療事務さんともからみがあって話を聞いてると、隣の芝は青くみえるもので医療事務にしとけばよかったと思うことがよくある。

だから、今回は医療事務と調剤薬局事務で悩んでいる方にどういった違いがあるのか書いてみたいと思う。

ただね、薬局のことならある程度わかるけど、医療事務の詳しい内容までわかんないから私の主観であり憧れである部分もあるので了承下さい。

違いを説明する前に先に結論だけ言っときますね。

もし、医療事務か調剤薬局事務かで悩んでるなら「医療事務がいいとおもうよ!!

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で、あんまりパンフレットに書いていないネガティブな面を私が説明する。

今回説明するのは、詳しい業務内容ではなく働いてみないとどうしてもわからないリアルな部分での違いです。薬局事務のコンプレックスとか病院への憧れとかね。

医療事務と調剤薬局事務の違い

まず、決定的な違いは働く場所です。

調剤薬局事務→調剤薬局の事務員
医療事務→病院の事務員

いまや超高齢化社会なので医療機関は星の数ほどあります。クリニックや薬局の数ってコンビニの数よりも多いっていわれているので、仕事を探そうと思えばどちらの求人もたくさんあることが想像できますよね。

都内だとコンビニ100m間隔くらいであるけど、その範囲で医療機関さがしてみたら同様に100m間隔であるし、ついでに薬局もセットでくっついてくる。

注意深く道を歩いて見てみてください。ホントにコンビニよりもたくあるから。

高齢化社会を超えてこれからは超高齢化社会に突入するので、薬局や病院の需要は増せども減ることはありません。

だから求人数という面ではどちらも同じだと思います。

業務内容としては、どちらもPCを使った事務作業や電話応対というところでは共通しています。

病院の場合は医師のカルテをパソコンに入力して保険請求したり、患者の会計を計算します。

薬局の場合は医師の処方箋をパソコンに入力して保険請求したり、患者の会計を計算します。

並べてかいてみるとやっていることは近いものがあることがわかりますよね。

もし、わたしが働くとしたら仕事内容としてはどちらでも構わない。パソコン入力と電話対応と患者の会計なので一般的な事務の仕事なので大差を感じることはないと思う。

きっと仕事内容に関しては不満がないと思うのですが、それではなぜ医療事務に魅力を感じたのかです。

それは、医療事務に魅力を感じたというよりは薬局にうんざりしたといった方が正しいかもしれない。

私が考える病院と薬局の事務の圧倒的な違いは施設ごとの事務員のスタッフの数だと思う。

これはパンフレットみてもわかんないでしょ?

まず病院からいうと、
医者1人に対して、事務員が1ではないですよね。多いとこだと3~4人いる。

想像してみてください、クリニックの受付って2人座ってるとこが多くないですか?

プラス案内係とかでもう1人。

で、それぞれ休むときには別の人が入るから交代要員でもう1人です。

ほら、3~4人でしょ?

おつぎは薬局の場合です。

薬局だと逆転して薬剤師3~4人に対して事務員が1人とかです。まさに、うちがそんな感じで薬剤師4人に事務員1人です。

日々150枚ほどの処方箋を入力しつつ薬剤師からの雑務が降ってくるんです。当然、薬剤師の中に事務が1人だけだから地位としては一番低いので雑務を断ることが出来ません。

理不尽で効率の悪い仕事を押し付けられても我慢してやらなくてはならない。

その点、事務仲間が多い病院はいいと思う。年功序列ってのはあるとおもうけど役職としては対等じゃないですか。嫌な仕事もみんなで分担すればストレスも減るし、なにより会話が通じるってのがいいですよね。

病院は休憩時間になるとドアの鍵閉めて、完全に休みになるからみんなでわいわい食事にでかけてるのみると、楽しそうだなぁと薬局の自動ドア越しに眺めています。

ときには、医師もまじえてみんなでランチにいってるとこをみると、ごちそうしてもらってるのかなぁとか想像してしまいますよね。

それに対して、薬局の場合だと店閉めることなくぶっとおしで開けているから店を離れることができません。

まして、みんなでランチなんてもってのほかです。

そもそも、うちはギスギス感ハンパないからね。

さらに、わたしの場合だともっと酷いですよ。

事務一人しかいないから、レセコンから離れられずレセコンの前でお弁当食べて、患者がきたら箸をおいて入力しないといけません。

これを休憩とよべるかどうかだけど、こんなの絶対に休憩と認められるわけないし、認めては行けないと思う。

だから、1時間の休憩のうち30分くらいは入力でつぶれます。

あと、病院って30分くらい前に受付を締めることでだいたい定時に帰れるように調節していると思うんだけど、薬局に受付終了システムはないから、滑り込みで患者が入ってくると残業になる。

で、数が多い薬剤師は終わった人から帰って行くにもかかわらず、事務はレジを締めないといけないから最後の最後まで帰れない。

薬局内で事務員が一人っていうのは想像を絶する孤独ですよ。

医療事務には医療事務なりの悩みがあるとは思うけど、仲間がいて、休憩がしっかりとれて、定時にあがれるのであればやっぱり医療事務の方がいいのかなと思ってしまう。

今回は、わたしの主観と憧れである部分が大きかったので、こちらの記事には業務内容の違いをより詳しく説明しています。

関連記事医療事務と調剤薬局事務の違いを現役の薬局事務が語るよ

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