調剤報酬改定があるたびにかならず購入している「保険調剤Q&A」の発売が決定しました。アマゾンでは6/15発売です。すぐに品薄になるので早めに予約した方がいいです。
もう、くびをながーくして待っていました。これ購入したら隅から隅まで読んでブログに反映していきます。
正直、書いてある内容は厚生労働省が公表したものをまとめたものです。厚生労働省のホームページで探せば原文を読むことができます。
がんばれば無料で勉強することもできるのですが、厚生労働省のサイトは大迷宮ですよ。どこに何があるのか、探すのは検索なれしているわたしでも一苦労です。
しかも、原文はとにかく読みづらい。わざとむずかしく書いたのかと疑うほどに、回りくどいう言い回しをしています。原文なんか読んでたら必ず挫折するし、なによりも時間がもったいない。
この分かりづらさを「Q&A」形式でにして解消したのが「保険調剤Q&A」です。調剤報酬でつまずきやすいポイントを中心にまとめてくれています。
調剤薬局で働いている人は事務も薬剤師も全員購入したほうがいい、それくらいの必須アイテムです。
平成30年度調剤報酬改定に対応して「調剤基本料の考え方」をはじめ「薬剤服用歴管理指導料」「かかりつけ薬剤師指導料」「地域支援体制加算」「服用薬剤調整支援料」などが取り上げられています。
当ブログでも「加算」の記事を書くときにはかならずこの書籍を読んでから書き始めるので、ちょこちょこ引用しています。正直、うちのブログの根拠ってココにあるから、この本を購入してスミからスミまで読んでいる人は、もううちのブログで学ぶことはありません。
前回購入した「平成28年版」の現在は付箋と蛍光ペンだらけで受験生の参考書よりもスゴい状態になっています。それくらい薬局の人ならしっかりと読み込まないといけない書籍です。
「保険薬局Q&A 平成30年版」 の発売日も決定
「保険調剤 Q&A」の姉妹書籍である「保険薬局 Q&A」も発売が決定しアマゾンで予約を受け付けています。発売予定は7/26なのでちょっと先ですね。
名前がよく似ているので間違えないように気をつけましょう。重要度は「保険調剤」の方がうえです。
調剤報酬の算定ポイントを解説したものが「保険調剤」なので、「保険薬局 Q&A」は薬局を運営するうえで注意しないといけないポイントがまとめられています。管理薬剤師クラスはこの本も隅々まで読んでおいたほうがいいです。
たとえば「保険薬局とはなにか?」「保険薬剤師とはなにか?」「必要な掲示物はなにか?」「保険制度とはなにか?」こんな感じのがQ&A形式で100以上も用意されています。
マニアックなものだと「薬局はコーヒーを無料で提供してもいいのか?」「無償でティッシュなどのサービス品を提供してもいいのか?」とかの疑義も例示されていますので、興味があるかたはご購入下さい。
新人薬剤師さんは一度も読んだことがないのであれば「保険調剤 Q&A」「保険薬局 Q&A」どちらも購入することをオススメします。どちらも薬局の運営で生じる疑問を解決してくれる1冊なので手元においていつでも参照できるようにしておくといいです。
公費負担医療の実際知識 2018年版も発売
公費医療のすべてが書いてある「公費負担医療の実際知識」の2018年版が5/1に発売されました。公費医療は受け付けてから調べてもおそいので事前に知っている必要があります。この本はマニアックなことまで丁寧に説明されているので全部読めば公費マスターになれます。
どちらかというと病院の人が読むべき書籍ですが、困ったときに調べる用として薬局に1冊おいといておくと便利です。
2018年版になって図解が増えたのでずいぶん読みやすくなったと思います。
こちらの書籍以外にも薬局の最新情報を取得するためのオススメのサイトも紹介しておきます。
薬局関連の勉強にオススメのサイト
薬局に勤めている人なら、すでにほとんどの方が登録ずみだとおもいます。薬局関連の情報が集約された最強サイトといえば「m3.com」です。
薬局関連情報のポータルサイトなので、国内外の最新医療ニュースが「まとめて」閲覧することができます。
「m3.com」では毎日新しい情報が更新されているので、このサイトさえチェックしていれば業界で取り残されることはありません。上記のリンクをみてもらうとわかりますが「旬」な話題がずらーっと並んでますよね。
薬局の人なら興味深い内容ばかりだとおもいます。記事を閲覧するためには会員登録が必要なのですが、登録は無料で1分ほどの簡単な入力ですんでしまいます。
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