わがやは保育園の 0歳クラス と 1歳クラス に子供をふたり預けているのですが、とにかく風邪ひきまくって大変です。保育園では鼻水垂れ流しているにもかかわらず子どもたちをは距離をとることを知らないから至近距離でバイキンの交換会です。
しかも我が家は「としご」なので片方が風邪もらったら必ずといっていいほどもう片方にうつり、風邪引く確率はよその2倍。
ふたりとも1年のほとんど風邪引いているので「通年性かぜ症候群」と勝手に病名をつけました。
かれこれ耳鼻科通いは1年以上つづいており病院スタッフとは顔なじみ。慢性中耳炎っていうんですかね?1年を通してムコダインとムコソルバンを服用し続けています。
この環境だとバイキンの回避は不可能なので、だったら防御力を高めて風邪をひかない体作りをしようというのが今回の作戦です。
その防御力アップ作戦の根幹になるのが免疫乳酸菌です。乳酸菌で免疫UPして、耳鼻科の通院を卒業&ムコダイン・ムコソルバンを卒業することを最終到達目標とします。
それでは乳酸菌で免疫力がUP作戦について説明したいとおもう。かなり長くなるので目次を準備しました。
目次
腸内フローラを改善する3つの方法
乳酸菌みたいな微生物を利用して腸の調子をよくする方法は3つあります。
プロバイオティクス・プレバイオティクス・バイオジェニックスですが、今回の作戦の中心になるのがバイオジェニックスです。
バイオジェニックスは簡単に説明しますが、奥が深いので詳しい説明はググッてみてください。
まずは、
プロバイオティクス
ヨーグルトだけでなく、キムチや納豆なんかもこれに該当します。
食品だけでなく医薬品などの生きて乳酸菌を摂取しようというものはこれに該当します。
お次は、
プレバイオティクス
たとえば、食物繊維、オリゴ糖、デキストリンがこれに当たります。
違い
"プロバイオティクス"と"プレバイオティクス"は語感がよく似ているのでとても紛らわしいですが、ようは、生菌を摂取するのがプロバイオティクスで、生菌の栄養源(エサ)になる物質を摂取するのがプレバイオティクスです。
生菌と一緒にエサもセットで摂取したほうがいいので、プロバイオティクスとプレバイオティクスはセットで行うとより効果的です。
腸内環境をととのえると免疫UPするっていわれていて、死んだ菌で免疫UPするのがバイオジェニックスです。
なぜ腸の環境を整えると免疫UPできるのか?
免疫細胞の60%~70%が腸に存在すると言われています。というのも、腸は食べ物の消化吸収を担う器官なので、食事や呼吸をするたびに大量の異物がでいりします。栄養素と一緒にバイキンを血液内にとりこんだから大変です。
異物(非自己)とかかわる部分ということもあって腸には免疫細胞が集中しており、特別な免疫機構が存在します。それがパイエル板です。
小腸内は絨毛といってウネウネした構造になっていて表面積をふやして効率よく消化吸収を行っています。そのウネウネにところどころ平らな部分があり、それがパイエル板です。パイエル板は異物が入ってきたことを免疫細胞に伝える役割があります。
もし食べ物と一緒に異物がはいってきたことをパイエル板が認識すると、それを免疫細胞(白血球など)につたえて、免疫細胞は臨戦態勢にはいり異物を除去しにいきます。
腸の環境を整えると、パイエル板の免疫機構が働きやすくなるので免疫力がUPすると言われています。
腸内環境(腸内フローラ)を改善して、免疫力を間接的にUPするのがプロバイオティクスやプレバイオティクスですが、バイオジェニックスは直接パイエル板を刺激して免疫UPをします。
ここからが肝心のバイオジェニックスについてです。
バイオジェニックスとは
バイオジェニックスとは(引用)
「バイオジェニックス」は、「腸内フローラを介することなく、直接生体に作用し、免疫賦活、コレステロール低下作用、血圧降下作用、整腸作用、抗腫瘍効果、抗血栓、造血作用などの生体調節、生体防御、疾病予防・回復、老化制御などに働く食品成分で、乳酸菌体ペプチド、乳酸菌生産生理活性ペプチド、植物フラボノイド、DHA、EPA、ビタミンA・C・E、β-カロチン、CPPなどの食品成分」が該当する。
プロバイオティクスは腸内フローラの改善をすることで、間接的に免疫UPや老化予防などいろいろといい効果が期待できます。あくまでも間接的になのですが、バイオジェニックスの引用をみてもらうと、"腸内フローラを介することなく、直接生体に作用し、免疫賦活"って書いてありますよね。
直接免疫賦活ですよ。いかにも効きそうではないですか。
わたしが求めたのはこれなんですよ。
このバイオジェニックスをするために必要な物質としてあげられてる"乳酸菌体ペプチド"や"乳酸菌生産生理活性ペプチド"ってなんでしょう?
乳酸菌体ペプチドというのは、乳酸菌を構成している細胞壁に多く含まれています。細胞壁はペプチドグリカンといってペプチドと糖からなる構造をしており、乳酸菌をまるごと摂取すれば乳酸菌ペプチド摂取したことになります。
乳酸菌生産生理活性ペプチドは、乳酸気生産物資ともよばれており乳酸菌が作り出す体にいい物質のことです。
乳酸菌体ペプチドと乳酸菌生産生理活性ペプチド(乳酸気生産物資)はどちらも生きた菌(プロバイオティクス)でもとれるのですが免疫賦活効果を期待してとるなら1日1兆個と大量にとる必要があります。これをヨーグルト換算したら約10リットルなので、この量を1日にとることはむずかしい。
そこで登場するのが、加熱処理済みの乳酸菌です。
乳酸菌を加熱したら当然死んでしまうので乳酸菌死菌になります。
「死菌でいいの?」って疑問が湧くと思いますが、乳酸菌体ペプチドや乳酸菌生産生理活性ペプチドは加熱しても壊れることがないので乳酸菌死菌でも生菌とかわらない効果が得られます。
乳酸菌の腸にいい効果をもたらす作用はこの乳酸菌由来のペプチドによるものらしいから、乳酸菌は生きて摂取しても死菌を摂取しても効果は変わりありません。
むしろ、加熱処理済みの方が免疫賦活効果が高いとかなんとか。
生きた菌を摂取したほうが、腸内にすみついて永続的に良い効果をもたらしそうな気もするのですが、生菌を摂取してもほとんどが胃酸にやられて生きたまま届くことはありません。生きて届いたとして、外部から摂取した菌は異物とみなされてもともと腸に棲息していた菌によって排除されてしまいます。
だったら死菌でいいじゃんって考えです。
ということで、この加熱処理済みの乳酸菌死菌を摂取することがバイオジェニックスの具体的な方法になります。
乳酸菌ペプチドは腸内フローラをととのえるだけでなく、パイエル板を刺激して免疫細胞を賦活するといわれています。一説によると、腸管免疫に働く白血球のうち常に活性化しているのは5%くらいっていわれていて、残りの大部分は眠った状態になっているそうです。
この眠っている白血球を乳酸菌ペプチドで常に刺激しておくことで病原菌への侵入に備えられるわけです。
加熱処理済みの乳酸菌を服用するメリット
腸内環境の改善を目的とするわけではなく免疫UPを目的にするなら大量の乳酸菌が必要になります。目安は1日1兆個。
ヨーグルト1杯(100cc)がだいたい100億っていわれているのでヨーグルト100杯分になります。
無理でしょ?
乳酸菌死菌の場合は、有効成分だけを抽出してカサを減らしているので1回1gの服用で7.5兆個という超高濃度乳酸菌ができるのです。
ベルム株式会社HPより |
また、冷所保管の必要もなく品質が安定します。すでに加熱処理ずみなので更に熱を加えても壊れることありません。
ご飯を炊くときに一緒に混ぜても構いません。熱々のミルクに混ぜたって大丈夫です。
乳児に乳酸菌を摂取させるための具体的な方法
さきほど、1gで7兆5000個の乳酸菌がとれると説明しましたが、そのサプリメントを購入しました。
個包装に"1包に7.5兆個"って書いてあるでしょ?
このサプリメント1包でヨーグルト750杯分もの乳酸菌を一度に摂取できます。
これをうちのちびっ子に飲ませるわけですが、飲ませ方に工夫をしました。
まずうちが使ってるミルクが"ほほえみ"です。
ミルクの種類はなんだっていいのですが、これ1缶800gに直接ベルムカインプレミアムを1本いれて、フタをしてシャカシャカとよく振りまぜます。
はい、7.5兆乳酸菌入粉ミルクの完成です。
これでミルクを作るたびに乳酸菌を大量に摂取することができるし、お薬みたいにスプーンで飲ませる手間もかからない。
800gのミルク缶に乳酸菌を7.5兆個いれるので、乳酸菌の量を計算してみるとミルク1回100ccあたり乳酸菌1250億個ものませることができます。乳酸菌飲料だってこんなにたくさん入っていません。
ミルク1回でヨーグルト12.5リットル分の乳酸菌ですから、とてもじゃないけど生菌(プロバイオティクス)だけでは摂取できません。
加熱処理ずみの乳酸菌なので、熱湯を注いでも問題ありません。摂取量は食品なのでとくに決められていませんが、成人の場合の目安は1~4包であることを考えると、ミルク1缶で薄めて飲ませるぶんには多すぎるということはないでしょう。
乳幼児にのませるのにこれでいいのかって、販売店の人にきいたら全く問題ないと教えてもらいました。
他にも、ご飯に1包いれて炊けば家族全員でとれるし、離乳食にも使えるなんて方法も教えてもらいました。
ちなみに、お値段はお安くないですよ。
ベルムカインプレミアムは1包で1200円するので、ミルク1缶2800円が1缶4000円にUPです。高いけど、ミルク1缶だったらしばらくもつので許容範囲内だとおもいます。
このベルムカインプレミアムを選んだ理由は乳酸菌の量がとにかく多いというのはもちろんのこと、使われている乳酸菌"EF-2001"というのがホームページ上でたくさんデータ開示されていて学術資料もみれます。
参照1:日本ベルム株式会社
参照2:特許取得のエリート乳酸菌EF-2001の凄いチカラとは?
これホントにすごいです。乳酸菌入ミルクにしてからいまのところ一度も風邪引いいてません。まだ2週間しか試していませんが、これなら耳鼻科を卒業できる日は近そうです。
私が購入したのは"ベルムカインプレミアム"ですが、これと同じ乳酸菌"EF-2001"の商品で安価なものも紹介しておきます。
公式サイト:メガサンA150
これだと1包で1兆個になりますが、こちらもオススメです。ちょっと公式サイトからQ&Aも引用しておきます。
メガサンA150の良くあるご質問
Q. どうして1兆個もの乳酸菌が必要なのですか?
A. 乳酸菌を腸にしっかり届けるためには、1日1兆個の乳酸菌を取り続ける必要があることが、専門家の研究や実験などで明らかになってきました。その為、出来るだけ多くの乳酸菌を摂取して頂きたいと思っています。
Q. 家族で飲みたいのですが、子供や赤ちゃんに飲ませても大丈夫でしょうか?
A. はい、大丈夫です。飲みにくい場合は、ジュースやお味噌汁などに混ぜてお飲みいただいてもよいかと思います。但し、封を切った場合はお早めにご利用願います。また、妊婦の方や授乳中のお母様などにお飲みいただいても全く問題ありません。
公式サイト:メガサンA150より引用
こちらもベルムカインと同じ加熱処理したものなので、味噌汁やゴハンにいれても問題ありません。もちろん、赤ちゃんにも飲ませることができます。
現在は、メガサンA150やめてピュアラクトEX16がおすすめです。1包3兆個の乳酸菌がはいっていて1兆個あたりの価格を比較するピュアラクトEX16が一番安価です。
ピュアラクトEX16は1包で3兆個なのでこのあと登場する整腸剤と比較してみるとずば抜けて多いことがわかります。この先読み進めていくうえで1回3兆個という数字を念頭において読んでみてもらうと面白いと思います。
このピュアラクトEXの公式サイトでは乳酸菌生産物質の詳しい資料を請求できるので、もっと詳しく知りたい方は資料をもらってみるのもいいだろう。
公式サイト:3兆個の乳酸菌生産物質【ピュアラクトEX16】の詳細はこちら
素人的な考えですが、生菌でも死菌でもいいなら菌の組み合わせとやかく言わず量が多い方がいいんじゃないの?ってまずおもいます。
うえの子(幼児)の腸活
下の子は乳幼なので粉ミルクにいれていますが、上の子はもう2歳になるのでミルクは飲ませません。
ベルムカインやメガサンを牛乳にいれて飲ませてもいいんだけど、ちょっと高価過ぎて毎日与えるには躊躇ししてしまいました。
ということで上の子はこちらです。
amazonの乳酸菌サプリで1位だったし、値段もお手頃なので購入です。ノアレには加熱処理した乳酸菌(KW3110株)がつかわれています。
A:乳酸菌KW3110株を熱処理して得られる素材で、Th1細胞とTh2細胞のバランスを整える働きがあると、日本アレルギー学会などで報告されています。*よくあるご質問 | お客さまサポート | ヤクルトヘルスフーズ株式会社
免疫のバランスを整えて花粉症の症状を楽にしてくれるかもしれないということでドラッグストアでは花粉症コーナーで販売されていることもあります。
ちなみに、花粉症やアトピー性皮膚炎は、免疫細胞のバランスがTh2に傾いていることが原因の一つと考えられています。
私自身が酷いアトピー&花粉症なので、子供もあやしいかもしれません。免疫バランスが崩れないように子供のときから腸内フローラだけでも整えてあげたいんです。
このノアレはラムネのようなタブレット錠になっていて、タブレットを誤飲することなく食べられる年齢であれば服用できます。甘みのあるグレープフルーツ味なので、うちではトイレトレーニング後のご褒美としてあげています。
お薬として使っているわけではないので子供も喜んで食べています。これだと一ヶ月分で1500円なので継続しやすい価格だとおもう。
ただし、ノアレは乳酸菌の数がどれくらいだかわかりません。もし、1日1兆個で飲ませたいなら先ほど紹介したメガサンA150 が乳幼児でものめるのでオススメです。飲ませたいのですが1ヶ月7000円が許容できるかどうかの問題はありますよね。
私が愛用している乳酸菌
子供たちだけじゃなくって、もちろん私も乳酸菌毎日とっています。 やっぱり乳酸菌とってた方が体調がいいんですよね。
服用し始めてから口内炎やニキビが全然できなくなったし、下剤もほとんど必要なくなりました。
愛用しているのは酵素とケフィアです。【公式サイトのリンク】酵素とケフィア
これだと一袋(1ヶ月分)で1800円です。楽天の乳酸菌サプリで売れ筋になってたから試しに購入してみたところ、とにかくコスパがいいです。
定期で購買すると10%OFFになるのでいまでは定期的に購入しています。
酵素とケフィアのいいところは、やはり乳酸菌の数が多いことです。1袋で5種類の3兆個の乳酸菌と3種類の酵母を摂ることが出来ます。
しあわせ発酵に使用しているケフィアは、研究により摂取後2週間で腸内の悪玉菌数が約1/3に減り、善玉菌数が+15億個増加することがわかっています。
画像は公式ページから引用したものです▼
私にとっては酵素はおまけみたいなものなのですが酵素のサプリも高額だからついでに摂取できるのであればそりゃ大歓迎なわけです。
>>【公式】酵素とケフィア